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カラオケで…




昔のこと思い出して、倒れたんだよね。




あの時も、優しさが心に染みたんだ。






まだあれから2日しかたってないなんて、信じられない。


この数日で蒼のことを知り、2度も助けてもらった。

最初は軽そうだし、関わるのはゴメンだったけど、今は……



本当はぃぃ人なのかもしれないね?





『ありがとう。』



急に想いが溢れ、言葉が出てしまった。

隣に座る蒼はそんな私を見て、大きくため息をついた。


変なこと言ったかな??


不安になった私は、小さな声で"ごめん"と謝った。


蒼はもう一度ため息をつくと、握る手を強め、私の肩に顔を埋めた。

『ちょッ!!』


すぐ横に、蒼の顔がある。

胸のドキドキが聞こえてしまいそうな距離。



この状況に高揚していた私の心は、その後蒼がポツリと呟いた言葉に、一瞬で凍り付いてしまった。




「本当、ごめんだよ…」




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あきゅろす。
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