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それに、中学のあの時だって…




そんな噂デマだって本当のことを言えていたら、あんな風にならなかったかも。



私は自分を偽って穏便に暮らす方を選んだ。


誰にも相手にされないよう、気配を消して。





結局自分が1番可愛いんだ。



だから、自分を悲劇のヒロインにさせて可哀想って思うのが楽になっている。





誰も傷つけたくない。



それ以上に、自分を傷つけたくない。





ただの弱虫。



勇気のない人。





見た目はいくらだって変えることが出来る。


問題は中身。



そこが1番、大切。




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あきゅろす。
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