[携帯モード] [URL送信]





話している先輩たちの声が遠くに聞こえて、目の前の景色が白黒のテレビみたいにザーザーと揺れている。




あーやっぱり。



遊びだったんだ。




そんなに有名な遊び人が、急に生き方を変えられるわけないんだ。


しかも、私なんかを相手に。




さすがだね。


まんまと騙されるとこだった。





中学時代を知ってる夏樹クンは、どぉして何も教えてくれなかったんだろう。

むしろ応援までしてくれて。



私を傷つけないため?



だったらその選択は間違いだね。





最初から遊びってわかってた方が良かったよ…






私、"また"遊ばれたんだ。




.

◇back*◇next#

8/11ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!