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『そっかぁ〜
そぉなんだ!』
昨日話した先生の彼氏って、夏樹クンのことだったんだ。
先生の言ってた"事情"ってのも、今ならわかる気がする。
生徒と先生の恋じゃぁ、問題がたくさんありそうだもん。
『それで?
夏樹クンとどんな感じなんです?』
「うっ、それは勘弁してよ…
ほら、後5分で授業始まるんだから、教室行きなさい。」
昨日と言い、タイミング悪く時間が迫る。
私はサボってもぃぃんだけど…先生相手じゃそぉも言えない。
『今日は帰りますけど、次はゆっくり聞きますからね!
ケーキ、ご馳走様でした。』
ゆっくりと、本鈴と同時に着くように、時間をかけて教室まで歩いた。
校内は狭いけれど、わざと遠回りして蒼のクラスを避ければ、時間はバッチリ稼げる。
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