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試着室の割に少し広い空間。


ドアの反対側の一面には、大きな鏡が埋め込まれている。




『ぐしゃぐしゃじゃん…』

ブラウスもスカートも、紙をクシャクシャに丸めて広げた後みたいに皺だらけ。


こんなんで家まで帰るのか…



気が重たい。



よく見れば目も真っ赤だし、マックのトイレは薄暗くて軽視していた。


鏡の部屋に閉じこめられて、"自分の汚い格好を少しはましにしろ"ってことかな?



鏡に映る自分が惨めで、見ていられなくなってきた。




ん??




これって?




.

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あきゅろす。
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