14
少しだけ私が落ち着いてくると、直ぐ近くのマックに場所を移した。
夏樹クンが注文を済ます間、私はトイレで身なりを整える。
酷い顔…
冷たい水で顔を洗い、とれ掛けた化粧を綺麗に落とすと、少しだけスッキリする。
髪から落ちる水を軽くタオルで拭いて整えれば、さっきよりはましな格好になった。
ブラウスが透けて下のキャミが見えているけど…
これはしょうがないか。
夏樹クンの待つ席に戻り、バニラシェイクを啜りながら事情を説明した。
舞サンとのやり取り、蒼からの告白、圭吾クンと慎太郎クンの会話。
私が蒼を好きになっていること以外は、包み隠さず話した。
.
◇back*◇next#
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!