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先生とこぉ言う話をするのは初めて。


そもそも、自分の"恋バナ"を誰かとするのも初めてだし。

要は、恋愛初心者ってこと。



先生とは歳が近いって言うのもあって、盛り上がりは収まらない。


プリントを綴るのは思いの外早く終わったけど、職員会議の直前まで、友達同士かのように恋愛感を語り合った。



どんな告白されたのかとか、私が蒼のことどぉ思ってるのかとか、蒼の態度とか、とにかく根掘り葉掘り。

代わりに、先生のことも色々と聞けた。




――『先生は、今彼氏いないの?』


――「いる…かな?」


――『どんな人?

歳は?』


――「年下だよ。

凄く大人っぽいけどね。」


――『ぃぃなぁ〜

知り合った切っ掛けは?』


――「ん〜失恋直後に、悩み聞いてもらって、それからかなぁ?」


――『結婚願望とかはないの?』


――「出来るならしたいけど…今は仕事続けたいからね。

お互い、まだ若いから。」




少し話しにくそうに、でも嬉しそうに、先生は話してくれた。


"事情があって、友達にはあんまり話せないから"

苦笑いで言われてしまうと、その"事情"とやらまでは聞けない。



両思いなのに、大変なんだな…



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あきゅろす。
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