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いつの間にかご機嫌そうな圭吾クンが私の横にいて、蒼の入るスペースはない。



「何か変なことされたの?

大丈夫、この俺が蜜香チャンを守るから!」


「何ふざけたこと言ってんだよ。

それはこっちの台詞だ!」



そして、何故か喧嘩を始めた2人に、こっちが恥ずかしくなってくる。



「蜜香、モテモテだねぇ〜?」


楽しそうな光を軽く睨みつけると、哲にぃが仲裁に入ってくれた。


「まぁまぁ…

蜜香も、可愛い顔が台無しだろ?」



哲にぃによしよしと宥められると、私は何も言えなくなる。

それは昔からずっとそうで、嫌なことがあったり光と喧嘩すると、いつも哲にぃが使う手だった。



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あきゅろす。
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