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「ダメだからな!

蜜香は俺のだしッ。」


急に後ろから抱きしめられ、蒼にすっぽりと覆われた。


『ちょっ!

離れてよ!!』


道を歩く人が、ジロジロとこっちを見てくる。



蒼かっこぃぃから、目立ちすぎるんだよーー!



表では手をバタつかせて抵抗するけれど、心の中では抵抗なんかしてない。

昨日の蒼が頭から離れなくて、自分でもどぉしちゃったのか…




蒼とこうして触れ合えることが嬉しいと感じてしまうんだ。




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