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な訳はないか。





光の話じゃ、真紀サンと暑苦しいくらいラブラブらしいから。




そんな中、後ろからゆっくりと登場した慎太郎クンが、くすくす笑いながら軽やかに圭吾クンの隣に自転車を止めた。


「光チャン、哲也サン、おはようございます。」

「慎ッ!

わかってたなら、早く言えよな!!」


どうやら、哲にぃがいることが遠目でわかった慎太郎クンは、わざと圭吾クンを先に行かせたらしい。

まんまとはめられ、気付かずにいつも通り光に声をかけたんだろう。



慎太郎クンも来たということは…




やばい、心臓保たないかも。



「蜜香、おはよ。」


頭に少しだけ重さを感じる。


もしも声を聞かなくても、これが誰の手かはわかる。




圭吾クンが来てから…いや、駅に着いてから、ずっと意識していたから。



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