[
携帯モード]
[
URL送信]
8
いたッ!!
………
く…ない…
…あれ?
乾いた音が鳴り、叩かれたのは私なはずなのに、痛くない。
痛すぎて、意識が麻痺した?
恐る恐る目を開くと、右を向いた蒼が私を庇うように目の前に立っていた。
『蒼?!』
「蜜香にあたるのは筋違いだろ。」
ゆっくりと言う蒼は、決して怒っているようではない。
むしろ、優しい声色を含んでいる。
.
◇back*
◇next#
8/18ページ
[戻る]
[
小説ナビ
|
小説大賞
]
無料HPエムペ!