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心を失くした天使2
強姦
「痛っ!」
ちんちんの先っちょに針で刺されたようなチクッとした痛みが走る。
「うわ、チンカス付いてんじゃんよ。汚ったねぇ!」
見ると、白い垢のような物が剥けたばかりの所に付いていた。勝手に触っておいてバカにした上に、汚いからってその手を足元の僕のハーパンで拭ってる。
「ぎゃははっ!」
ただでさえ下品に笑う声が、更に下品になって突然弾けた。
「コイツ勃ってるし!」
自分でも気付かなかった。いつの間にか僕のちんこは堅くなってピーンって上を向いてたんだ。
「感じてんのかよ!?」
不良二人は今にも転げ回りそうなくらい大笑いしてる。
これはさすがに恥ずかしかった。皮を剥かれた状態で、先っちょを赤くして勃起してしまうなんて…。さすがにそんな状態は和也にさえ見られた事はない。
顔も赤く熱くなり、泣いてしまいたいくらい惨めになってきた。どうして僕達がこんな目に…?とうとう目に涙が溢れてきた。
「やめろっ!笑うなっ!」
和也が叫んだ。何をされるかわからないこの状況で遂にキレてしまったんだ。
「高校生のくせな変な事すんなっ!」
そこまで言って和也は顔を殴られた。今度はグーで。
「うるせぇよ。何スパークしてんだよ」
相手もキレてしまってる。
「ちくしょうっ!」
足だけ自由な和也が思い切り蹴飛ばした。もうこの後どうなるかなんて頭にない勢いだった。
「痛ぇんだよ!」
そしてまたグーパンチが飛んでくる。何度も殴られた和也の顔はみるみる腫れ上がり、ついには鼻血まで吹き出した。
怖い…!怖い…!和也は僕の為にキレたのに、僕は何も出来ずに震えてる。意気地のない自分を呪うしかないなんて…!
「やめてーっ!」
そう言うのが精一杯だった。それだけでも今度は僕が殴られるかも知れない。
「…」
意外にも不良は殴るのをやめた。ジッと僕を睨みつけてるのが怖い。
和也はどれくらい殴られたのだろう。グッタリとうなだれて鼻血がポタポタ落ちていた。
「なぁ、知ってっか?」
それは羽交い締めにしてる後ろのやつに言った言葉だった。
「子供のケツの穴ってすげぇ締まるんだってよ」
また意味がわからなかったけど、殴るのをやめる代わりに何か別の事を企んでるのはわかった。
「コイツ寝かせろ」
半分意識のない和也が無造作に寝転がされる。
「気分出るようにマッパにしちまえ」
シャツなんか簡単に脱がされてしまい、和也は素っ裸にされてしまった。
「足持ってそっち引っ張れ」
体をくの字に曲げられ、赤ちゃんがオシメを替える時のような格好にされる。一体何をするつもりなんだ…?
「えっ?」
そう思っていた僕の目に信じられない光景が飛び込んできた。
不良が自分の下半身を出していたんだ。ジーンズとパンツを膝まで下げてる。股の真ん中にある物に僕の視線はある意味釘付けになってしまった。
それはもちろん…ちんこだった。でも僕達のとは全然違う物体だ。毛がモジャモジャに生えてて太くて黒くて…。それ程年が違うわけじゃないのにあんなにも汚ならしいなんて。
もちろんもっと大人の…そう、お父さんのちんこだってあんな醜くない。
不良は和也のお尻の前で膝をつき、その汚らわしい物をお尻に押し付けていた。
まさか…そんな…。あいつはあんな物
を…?
「おっ、いい感じだぜ」
あの醜い物が間違いなくお尻の穴に入ろうとしてる。あんな物、お尻に入るなんて思えない。
「オラッ」
ヤンキーが腰を強引に進めた。同時にちんこも強引に和也のお尻に埋まる。
「ぎゃあぁっ!!」
それは和也の叫び声だった。いや、ほとんど悲鳴だ。相当な痛みだとわかる。体全体を揺さぶって逃れようとしていたのだから。
後ろにいる相棒がうまく足を掴んだまま和也の口を塞ぐ。
「んんっ!ぐっ…!」
それでも暴れる事をやめない和也の脇腹にまたパンチが飛ぶ。
「ぐふっ!」
醜い物体は更に中へ入っていった。
「んんんっ!」
和也の目から涙がとめどなく流れ続ける。
「お〜っ、すっげぇいいわ〜」
いい?何が?子供に酷い事をするのが?
「早くイケよ。俺にもヤラせろって」
相棒がそう言うと不良は狂ったように腰を振り始めた。
「…!」
和也はもう声すら出せない。それだけの痛みが襲ってるんだ。
「おい、晃司!」
リーダー格が呼んだのは僕の腕を掴んでる優等生の事だった。
「そっちもヤッちまえ!」
やっぱり…!ぼ、僕も!?
「…俺はいい…」
優等生は静かに答えた。
「ヤレっつってんだよ!」
バカみたいに腰だけ必死に動かして凄んでる姿がどれ程みっともないかわかってないらしい。
「…寝て」
この人の素性がわからない。あの不良みたいにすぐキレる人かも知れないし、おとなしく従った方がいいのだろうか…?
僕はゆっくりとその場で仰向けになった。背中に小枝や石が当たって痛い。
そして優等生は僕を和也と同じ体勢にしてきた。つまり両足を持ち上げられたんだ。
「…」
僕を見下ろしながら片手でファスナーを開けてゴソゴソやってる。きっとちんこを出してるんだ。
「ごめんな。兄貴には逆らえない…」
「え…?」
確かにそう言った。
「してるフリするだけだから」
優等生のちんこがお尻に当たる。ヤンキーと同じように腰を振ってるけど、ゆっくりとお尻の割れ目に沿って動いてるだけで中に入ってくる事はなかった。
「痛いって叫んで」
そういう演技をしろって事らしい。
「…痛い!」
「…」
優等生は後ろの気配を伺い、うまく騙せてると思ってるようだ。
…わからない。もしかしていい人なの…?
それはともかく、僕もあっちの様子を確認しようとチラ見した。
「和也…!」
さっきまで足を掴んでたやつが下半身を出して腰を振ってる。ちんこはすでにお尻に入ってしまってる。
和也はもう完全に気を失っていた。痛みが限界を越え失神してしまったんだ。
見ている矢先に、和也のちんこからおしっこが勢いなくチョロチョロと流れ出て体を濡らしていく。
どれだけ苦しければあんな風になってしまうんだ?
かわいそうな和也…。それなのに、僕だけがたいした怪我も痛みもなくやり過ごそうとしてる。それが自分で許せなかった。
「…同じ事して」
「えっ?」
「和也だけ痛い思いするなんて…俺だけ助かろうなんて…」
和也の痛みを少しでも引き受けたいと思ってもそれは出来ない。じゃあせめて痛みを共有したかった。
「…わかった」
優等生は自分のちんこに角度を付け、グイッと中へ入れてきた。
「うぎっ…!」
本気で痛かった。和也が涙を流したように、僕も泣いてしまった。
ジリジリと入ってくるにつれ、脳天まで突き抜けるような痛みが全身に走る。まさかこんなに痛いなんて…。
「痛っ…い…!」
でも後悔なんてするもんか。和也と一緒にこの痛みに耐えるんだ…!

セミの鳴き声が苦痛の声をかき消してしまう暑い午後…。僕達は見知らぬ男達に強姦された。
そして、やがて僕の意識も次第に薄れていった…。

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