[携帯モード] [URL送信]

連鎖遊戯
お兄さんとの関係
今、コンビニで肉まん買って小遣いがなくなった。どうしよう、これからお兄さんの所へ行こうかな…。『お兄さん』ってのは近所のマンションに住んでる人で、自称カリスマホストのお兄さんの事。確かにかっこいいし、ホストってのを疑うつもりはないけど、例えば彼女とかと一緒の所を見た事はない。もちろんそれには理由があるんだけどさ。
で、どうして小遣いがなくなったから行くのかと言うと…まぁ小遣いをくれるから。その為には少し我慢しなきゃいけない事もあるんだけど、気前がいいと一万円くらいくれる事もあるし、これまで何度も我慢してきた。
…どうしようかなぁ…財布の中にはもう三十円しかない。お母さんに毎月もらえる小遣いの日までまだ十日もある。
「…」
僕は肉まんをくわえつつ、チラッとハーパンを捲って中を見た。…しまった、今日はトランクスじゃなくガラブリだ。どちらかと言えば人に見られるのは恥ずかしいパンツ。…まぁいいか、せっかく行く気になってんだし。

夜仕事に出掛けるお兄さんは、大抵朝から夕方過ぎまでマンションにいる。寝てる時もあるけど、新聞の勧誘とかつまんない用事じゃなく、僕が行くとちゃんと出てきてくれるんだ。僕だとわかるインターホンの鳴らし方を決めてあるから間違う事はない。
もちろん今日もいつも通りの鳴らし方をした。すぐにお兄さんがドアを開けてくれる。
「おう、貴大」
…寝てたみたい。髪の毛がボサボサだ。
「ゲームやらして」
これもいつも言う合言葉みたいなもの。
「いいよ」
と中へ通してくれた。
もう何度も小遣いもらう為に来てる部屋。テレビやゲームの場所はもちろん、リモコンを片付けてある場所まで知ってる。僕はお兄さんに構わず、テレビの前にあぐらをかいて座り、バイオ4を始めた。とっくにクリアしてるけど、久しぶりにやってみたくなったからだ。
お兄さんは僕が来たついでに起きたみたいで、コーヒーを入れた後、タバコを吸ってボンヤリしていた。
「そういや貴大が来るの久しぶりだよな」
「うん」
前に来たのは確か一ヶ月くらい前だった。
「もうチン毛生えた?」
「…」
いきなり何だよ、それ。僕は黙っていた。
「相変わらずノリ悪いのな」
確かに僕はあまり喋る方じゃない。でも、だからってそんなのにいちいち答える気にはなれないっての。
「言わないなら見ちゃおっと」
来た…今日は始まりが早いや。お兄さんは僕の後ろから抱きつくように接近すると、両手を前に回し、ハーパンの上からチンチンを触ってきた。いつもの事とはいえ、触られる瞬間は鳥肌が立つ。もちろん気持ち悪いからだ。手がスルッとパンツの中に入って来る瞬間なんてもう全身に鳥肌。
「お前ってホント、なかなか勃たないよな」
直にチンチンを揉まれて、くすぐったい気はするけど、それでもやっぱり気持ち悪くてチンチンは小さいままだ。
「脱がすぞ」
そう言われ、僕はコントローラーを持ったまま立ち上がる。その瞬間に、サッとハーパンを足首まで下ろされた。途端にお兄さんは笑い出す。
「お前、こんなパンツ履いてんの?」
お尻の所にミッキーマウスがプリントされてるパンツを見たら普通笑うよね。
「お母さんが買ってくるんだもん」
「ま、貴大はかわいいし似合ってるけどな」
そしてそのパンツも下ろされる。ハーパンとパンツを足首から抜き取り、下半身裸にされた。
「どれ、ちょっとこっち向けよ」
強引に体を横向きにされる。チンチンを下に向けたりして、根元に毛があるかホントに確かめてるし。
「おー、少し生えてんじゃん♪」
何がうれしいのか知らないけど、楽しそうに毛を摘んだりしてる。そして体の向きを元通りにされた後、お兄さんに抱っこされて座った。


[次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!