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監視遊戯
密かな支援
全裸になって何をするのかと期待したが、やる事はやっぱりベッドの支柱にチンコを押し当てる事だった。よほど気に入ってるようだ。
だが待てよ…。俺は今まで真一のこの行為を『子供の遊び』だと思ってた。しかしこれは十分『性行為』…つまりオナニーと言えるんじゃないだろうか?絶頂には達しない。やり方そのものも未熟。でも、真一のウットリした表情はまさしくオナニー中のそれと同じじゃないか。お尻の筋肉をヒクつかせながら、気持ちよさを求める本能の赴くままに腰を振る。今以上の快感がある事までは気付いてないだろうが、今の真一にとっては、他のどんな事でも得られない素晴らしさがあるんだろう。ならばこれはもう立派なオナニーだ。そう思い込んだ瞬間の俺の興奮はすさまじいものがあった。小学生のオナニー…。何て素晴らしい響きを持つ言葉だ。

人間とは欲深いもので、真一の支柱を使った全裸マスかきさえ、時間の経過と共に興奮が薄れていった。それどころか、いい加減にチンコを握った本物のマスかきに気付けよ、とイラついてしまったり。あいにく真一は支柱という恋人で満足してしまっている。次のステップに進むのがいつか、まるで見当もつかなかった。ある日突然、射精でもしてくれればいいが…そんな気配もない。毎日10分程度腰を振って、いい気分を味わえたのかどうか知らないが、やがてパンツを履きパジャマを着てしまう。
よくあれで収まりがつくもんだ。むしろ俺が蛇の生殺し状態といえた。もっとすごいものを見てみたい…その思いが、とうとう俺を禁じ手に走らせた。

俺はパソコンの共有ファイルで落としたショタ動画をDVDに焼き、それを封筒に入れた。宛名はもちろん真一だ。送り先は、ネット通販にありがちなゲームソフト屋にする。あくまでも架空の店だから、住所も電話番号もデタラメ。『どこよりも安く!速く!ゲームソフト中古専門店電撃王』のプリントはもちろんパソコンで自作した。我ながら上出来だ。
以前から、たまに届く真一宛ての手紙などは、必ず母親が机の上まで運んでおく。ちょっとした荷物…それこそ通販で買った中古のゲームソフトでさえ、母親が勝手に開けてしまう事はない。何度もこの目で確認してきた。真一の部屋にプレステ2はある。ならばまず自分の部屋でこれを観る事になるはずだ。
DVDの内容は極めてソフトなものを選んだ。小学生がカメラの前でマスかきして射精する。ただそれだけのもの。要するに俺は、これを見せる事でマスかきを教えるつもりだった。当然、その様子もしっかり観察させてもらう。
支柱オナニーを覚えたばかりのタイミングでこんな物が届けば不審に思うだろうが、盗撮に気付くとは思えない。こんな内容のDVDが届いた、などと家族に言う事もないだろう。根拠はないが俺の勘がそう言ってる。送り先に問合せる事をしたとしても、電話は繋がらない。どうやっても俺には辿り着かないはずだ。
自信を持って封筒をポストに投函する。真一の手元に届くのが楽しみで仕方なかった。

DVDが上條家に届いたのは2日後だった。多少は不安もあったが、母親は『またゲームでも買ったのね』くらいの感覚で、封筒を真一の部屋へと届けてくれた。
机の上に置かれた封筒…。夕方、帰宅した真一は、部屋に入り、当然ながらその封筒を手にした。首を傾げながらビリビリと破りケースを取り出す。あぁ…ドキドキしてきたぞ。ラベルのないケースをパカッと開いて、これまたラベルのないディスクを手にする。早速、テレビとプレステの電源を入れて観ようとする予想通りの行動に、俺はいきり勃ったチンコを出して期待を膨らませた。何が映るのか想像も出来ない真一は、カバンを片付けながらもテレビをしっかり観てる。突然始まる小学生のオナニー動画に、お前はどう反応してくれるんだ?


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