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監視遊戯
おもしろくなってきた
いくら監視を続けても、俺が知ってるのは彼の名前くらいだ。何で知ったんだっけ…?まぁいい。教科書に書かれてたのか、体操着のゼッケンだったか…とにかく上條真一という名前だけは知ってる。それ以外の事はほとんど知らないと言ってもよかった。
夜は宿題やゲームをするだけ、休みの日も大抵は出掛けていて、母親が洗濯物を取りに来たり、ゴミを集めに来たりするだけだ。たまに朝からおとなしく部屋にいると思っても、優等生の真一は、真面目に勉強してるだけでこれといったお楽しみはない。
時々友達が遊びに来る事もあるが、何せこのカメラは音声までは拾えない。何に興味があって何の話をしてるのかまでは知りようがなかった。

その真一に劇的な変化が遂に訪れた。6年生になって四ヶ月。夏休み前のある日の事。この日、初めて風呂上がりにトランクス一枚の姿でくつろいでくれた。当然、かなり長い時間。髪も乾いてないまま、テレビの前であぐらをかいてる。開いた股の部分をズームアップすると、白い袋が確認出来た。トランクスだからこそ隙間から見えたわけだ。俺はこの履き物を考えたやつに賞状を送りたいくらい舞い上がった。だがそれだけではなかった。しばらくテレビを観ていた真一が、おもむろにトランクスの前を捲ったのだ。とはいえ、チンコを出したわけじゃない。根元の所を指で触ったりしてる。毛が生え始めたのだろうか?そう思ってズームしたが、陰毛らしきものは確認出来なかった。要するに、まだ生えないものかと気にしてるらしい。見えそうで見えない…俺は悦びを感じながらも発狂しそうだった。その辛さを自分のチンコにぶつけ、思い切りマスかきする。だが真一は、諦めかけていた俺のテンションを一気に最高潮まで持ち上げてくれた。遂にポロンとチンコを出したのだ。当然俺はマスかきしながらモニターに釘付け。まさかいつの間にかマスかきを覚えていたのだろうか?それにしてはチンコが幼い。しっかり皮を被ったアサガオチンコで、とても精通を済ませてるとは思えなかった。真一はそのチンコを指で摘み、角度を変えたりしてシゲシゲと見つめてる。意外にも、クイッと引っ張ると赤い亀頭が半分くらい顔を出した。その状態でまたしばらく見つめてる。単なる遊び感覚らしいが、その時点で俺は発射。でもまだまだイケそうだ。
皮を剥いたり被せたりの行為は、マスかきのそれとある意味似てる。やがて刺激に反応してムクムクと堅くなり、ピンピンに勃起した状態になっても手を止めなかった。
マスかきとは違うが、性器いじりには違いない。わずかながらでも気持ちよさを感じてるはずだ。これが発展して、やがて本格的なマスかきになっていくんだろう。
それにしても何てかわいらしいチンコなんだ。かわいい顔に似合った真っ白で毛のない、そのくせ一丁前に勃起してるチンコ。勃起しても少し余る皮を剥くと現れる亀頭なんか、俺の指先程度の大きさでしかない。やがてそこから小便以外の液体が出るなど夢にも思ってないだろう。だがそんなシーンを見れるのも、そう遠い先の事ではなさそうだ。

やはり単なる性器いじりだったようで、射精するでもなく、やがて真一はチンコの皮を元に戻し、トランクスにしまった。真一にとって、恐らく死んでも他人に見られたくない一人遊びだったに違いない。俺は数百万と引き換えに、ようやくそれを目にする事が出来た。この先、どう成長していくんだ?お前は知る由もないだろうが、俺がしっかりそれを見届けよう。存分に俺を楽しませてくれ…。


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