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監視遊戯
初日の観察
彼は当時、小学5年生だった。まだ幼く、性的な意味で期待出来るものは少なかったが、それでも初日の興奮は今も忘れない。美少年のプライベートを余す事なく見れたのだから。
夕方に帰宅した彼は、部屋にカメラを設置された事など気付くはずもなかった。それでも、監視されてる事をわかってるかのように、まず机に向かって宿題を始める優等生振りだった。カメラをズームにして美しい横顔を眺める。それだけで俺の股間は肥大してうずき出した。エロさなどまるでないのにこの有り様だ。あの男が言ってた『盗撮には盗撮の…』の意味がようやく理解出来た気がする。まるで映画やドラマのワンシーンを見てるようだったが、決定的に違うのはこれがあくまでも『日常』である事。宿題をしながら背中を掻く事もある。鼻くそをほじる事もある。つい、DSに手を出してしまう事もある。誰にでもあるような、極めて当たり前の日常がそこにあった。その当たり前さに異常なくらい興奮してしまうわけだ。
宿題を済ませた彼は部屋を出て行った。さすがにどこへ、何をしに行くのかまではわからない。その時は恐らく友達の所へでも遊びに行ったんだろう。時間の経過と共に部屋が暗くなり、遂には真っ暗になってしまった。時間は午後7時を過ぎてる。いくら何でもこんな時間まで帰って来てないはずはない。家族と食事をしてるんだろう。次に部屋へ戻ってきたのは午後8時前だった。タンスを開け、着替えを持ってすぐまた出ていく。…風呂か。出来る事なら風呂にもカメラを設置したい所だが、残念ながらこのカメラは水分に弱い。このサイズで防水加工する事は不可能なようだ。
約30分で戻って来た彼は、しっかりとパジャマを着ていて裸を拝ませてくれる事はなかった。季節は秋。風呂上がりにスッポンポンだのパンツ一枚だのは期待出来そうにない。
その後はテレビの前にあぐらをかいて座り、しばらくお笑い番組を観たり、ゲームをしたりしていた。午後10時を過ぎた頃、再び机に向かい、軽く予習、復習をして、明日の時間割りを確認してからベッドに入った。やはりそれなりに真面目な子らしいな。部屋の電気が消され、モニターも真っ暗になる。
白状しよう。この日、特別な事など何もない子供の日常で、俺は3回もヌイてしまった。初日から何という興奮…。自分の部屋で、誰にも見られていないという安心感から、無防備なまでにみっともない顔であくびをする姿だけでイケてしまった。しかし、今はこれ以上は何もないだろう。だがそれでいい。それでこそ、彼の今後に期待が持てるってもんだ。

その予想通り、それからしばらくは同じ日常が続くだけだった。最も興奮出来る事といえば普通に着替える時くらいだ。それにしたってせいぜいパンツ一枚になる程度。時間にして約1〜2分。それでも盗撮してるとなると2発はヌケるから不思議だ。
彼は日を追うごとにかわいさを増していく。そんじょそこらの美少年というレベルじゃない。これ程極上の少年を前にして、思い通りに事が運ばないジレンマは確かにある。着替えの時、なぜかパンツ一枚になった所でボ〜ッとする事があった。『脱げ!せめてチンコをいじれ!』と祈ったものの、結局は何もなく普通に着替え終わる。…ちくしょう…何だよ、今の妙な間は…。わずかに布切れ一枚姿の少年がいるのに何も出来ない。この手で脱がしてしまえたらどんなにいいか…。触れる事の出来ない苦痛は、監視を始める以前より上だ。だが焦ってはいけない。もうしばらくの辛抱だ。6年生、あるいは中学1年くらいになれば、誰も目にする事の出来ない彼の姿を見れるはず。ここは冷静に、彼の成長を待とうじゃないか。


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