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監視遊戯
未知の感触
少し薄暗くなり始めた部屋の中で、一際目立つ白い裸体。真一はお尻をついて座り、大きく脚を開いた。そして右手を股の間へ…ん?シゴくのかと思ったがどうも違う。指先が袋の下へと潜り込んでいく。おいおい、まさか…。微妙に腰を浮かせたりしながら…間違いなく自分の肛門をいじってる。その指を鼻にかざして『クサッ!』と顔を背けたりして…当たり前だろうが。おちゃめなやつだな。盗撮でなければ見られない微笑ましい(?)光景だ。いたずらっ子の笑みを浮かべながら、グリグリと肛門をいじって遊んでる真一。子供ながらに不思議な気持ちよさを感じてるのだろうか。ちょうど陰になって指が中に入ってるのかまでは確認出来ない。…いや、入ってる。真一の表情でわかった。焦点の定まらない目、半開きの口…指は間違いなく体内に侵入してる。まさかいきなり実戦してみるとはな。しかも、しっかり感じてるじゃないか。その証拠に、チンコはギンギンに堅くなって脈打ってる。強引ではあったが、目覚めさせる方法としては間違ってなかったようだ。

よくショタビなんかでも見掛けると思うが、明らかに『ヤラセ』ってのがあるだろう?必要以上にあえぎ声を出したりするアレさ。俺はあぁいうのは逆に興冷めしてしまうタイプだ。俺自身、中学生の頃は普通にマスかきしてたけど、感じて声を出してしまうなんて事はなかった。だから
『気持ちいいっ…!』
だの
『もっと…!』
だの言うシーンはわざとらしくて嫌なんだ。
しかしそれは『ヤラセ』であるからであり、今観ている真一の姿にはノックアウトされそうだった。音声は拾えないが、真一が悩ましい声を出しているのがわかる。肛門に指を突っ込み、もう片方の手でチンコをシゴきながら感じまくってる。何度も言うが、これは真一の『プライベート』であり『ヤラセ』は100%ありえない。その状況で快楽に身を委ねる小学生を見て冷めるはずなどなかった。
もしかしたら今日あたり精通を迎えるかも知れない。前も後ろも気持ちよくなってる事で、これまでのチンコをいじる遊びの二倍感じてるわけだしな。精通ってのはそういう理屈で起こる現象ではないが、何となくそんな予感がした。
だがマズイ。かなり長い時間楽しんでる事もあり、いよいよ部屋が暗くなってきた。カメラのもうひとつの弱点、明かりが足りないと異常に画質が粗くなる状態になってきた。真一にとっては暗い事など問題じゃないはず。現に電気も灯けず黙々とマスかきに更けってる。真一…電気を灯けろ…。残念だがこの願いだけは届かなかった。そりゃそうだ。せっかく夢みたいな気持ちよさの中にいるのに、手を止めて電気のスイッチを入れるなど興冷めする事をやるはずがない。だがこのままではもし射精しても、その瞬間を見る事が出来ない。
そんな時、救いの手を差し延べてくれたのは母親だった。おそらく食事に呼んだのだろう。一瞬ビクッとした真一が慌てて我に返り、脱ぎ散らかしたパンツなどを履いていく。食事の前にはちゃんと手を洗えよ。

出て行ってしまったじゃないかって?おいおい、分からないか?性に目覚めた少年が、マスかきの邪魔をされてそのまま終わると思うかい?食事が済んでから、第二ラウンド開始に決まってるじゃないか。
その予想通り、食事の後で部屋に戻ってきた真一は、真っ先に服を脱いで全裸になった。なぜ全裸にまでなるのかはわからない。本能的に全部脱いだ方が興奮するのだろうか。ちゃんと手は洗ったと思うが、しきりに肛門に突っ込んだ指の匂いをかいでる。かすかに匂いが残ってるのかも知れないな。
明るい部屋で、これから再開されるオナニーショーに俺は胸を踊らせた。


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あきゅろす。
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