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破滅遊戯
脱出
「痛いっ…!やめてよぅ…!」
えっ、芝居?本気?わかんないよ。
「最後まで入れたら腰を振れ。チンポコを出したり入れたりするんだ」
言われた通りにやってみると、これがすごく気持ちよくてビックリした。舐められるのも気持ちいいけど、それよりももっといい。
「中で出すんだ。いいな」
お尻の中で精子を出せ、って事かな。
「うあぁあ…!」
翔太くんは泣いてるフリをしてるけど、その声は気持ちよさそうにも聞こえた。おじさんを見ると…うわっ!オナニーしてる!デッカイおちんちんを握ってハァハァゆってるし。やっぱり翔太くんの言う通り、男の子同士がえっちな事をしてるのを見て興奮してるんだ。
「んっ…!」
翔太くんのお尻がおちんちんを締め付ける。背筋がゾクゾクする。僕はすぐにイキそうになってきた。
「出そう…!」
「よし、そのままイケ!」
おじさん、すごくボルテージアップしてる。
「うっ!」
そして僕は翔太くんのお尻に精子を出した。今までで一番気持ちよかった。

その後、もう一度やれって言われてまたセックスしたんだ。二回目の途中、おじさんもオナニーで精子を出してた。翔太くんのはいいけど、おじさんのは気持ち悪かった。やがていつものようにおじさんが出掛けていく。
「あ〜、気持ちかったぁ和人、うまいじゃん」
…やっぱり翔太くんがよくわからないや。
「忘れんなよ。和人の童貞、俺のお尻で捨てたんだからな」
「う、うん」
よくわからないけど頷いておいた。
「さて…そろそろかな」
翔太くんは立ち上がる。逃げる準備をするのかと僕もつられて立ち上がった。でもその時、部屋の外で物音がした。たった今出て行ったばかりのおじさんが戻ってきたんだ!
「か、帰ってきたよ…!」
翔太くんの手を引いても気にしてない様子だ。
「ねぇってば…!」
ドアの鍵がカチャカチャゆってる。いつもみたいに座ってうずくまってないと変に思われるかも知れない。ガチャ…ドアが開きそこに立っていたのは…。
「ヨッ」
また男の子だった。ほんの一瞬、首輪の仲間にされる子かと思ったけど違った。
「あははははっ、思ってたよりおもしれー格好!」
翔太くんを見て笑ってる。つまり僕もだけど、裸に首輪に鎖を見て笑ったんだ。
「似合うだろ?」
翔太くんがふざけてポーズを決めてる。
「あ、俺の彼氏♪」
えっ!?じゃあ彼氏が助けに来てくれたの!?
「鍵開けんの得意なんだ」
その彼氏が翔太くんの首輪の鍵を外し、続けて僕のも外してくれた。きっと玄関の鍵も開けちゃったんだ。
「もしかしてホントにヤラされた?」
「うん、小学生にホラれちった」
翔太くんはパンツを履いてた。
「ホントは俺が和人の穴、ホリたかったんだけどなぁ」
そう言って翔太くんはパンツ姿のまま家の中をウロウロしはじめた。
「服、着なよ」
翔太くんの彼氏がそう言って僕の服を取ってくれた。キッとした目がかっこいい男の子。翔太くんと同い年かな?
「智也、あのおっさんの正体わかった?」
「うん、ちっさいクズ鉄屋を自営してるみたい」
「何だよ、それ」
翔太くんが僕を見た。
「な?警官じゃなかったろ?」
すごいや。そんな事まで調べちゃったんだ。
「つーかさ、探してよ、パソコン」
翔太くんはさっきからパソコンを探してたんだ。あのおじさんがパソコン使うなんて想像出来ないから、多分ないような気がする。僕が服を着終えた時、彼氏…智也くん?が言った。
「あいつ、パソコンあれば無敵だから」
「無敵?」
「ハッカーなんだ。多分、世界最強じゃないかな」
そ、そんなにすごいの?見た目は普通の男の子なのに。
「きぃ〜っ!ねぇよ!パソコン!」
パンツのままの翔太くんが少しおかしい。僕の予想もたまには当たるんだ。
「でもパソコンなかったらただの中学生」
と、智也くん。
「…あ、和人んち近くって言ってたよな?」
「うん」
「パソコンある?」
「あるよ。お父さんのだけど」
「よしっ、和人んちいこ」
翔太くんも服を着た。これから何が起きるのか、何だかワクワクしてきたよ。


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あきゅろす。
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