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変装遊戯
痴漢行為
「あたしもそうだったからその気持ちすっごいわかる」
よく喋る店員さん…。ボロ出しちゃうとマズイから、買ってすぐ帰りたいんだけど。
「ねぇ、もしよかったらあたしが見立ててあげようか?」
「え?」
「これもかわいいんだけど…あなたには少し合わない気がするなぁ」
…ヤバい…ますます『すぐには帰れない』状況に。
「あなた、ボーイッシュで健康的なイメージだから…こんなのどうかな?」
手にしたのは、さっきのやつよりもう少し地味で、白い物だった。もちろんそれも十分かわいかった。手の中にすっぽり隠れるような小さい下着。
「どう?」
「じゃそれ…」
「気に入ってくれた?よかったぁ〜」
店員さん、すごく楽しそうなんだけど。男が履くって知ったら気絶するかもね。
「これからきっとハマるよ?」
「え?」
「下着のコレクション」
そんなにたくさんいらないんだけど。
「また来てね」
お会計を済ませた僕は、顔を赤くしながら小さな紙袋を持ってお店を後にした。

駅のトイレで早速履いてみる。ガラブリを脱いでバッグに仕舞い、紙袋から取り出した小さな下着に脚を通す。うわ、すっごいスベスベな生地。最後まで履いてみて、思ったより伸びる事、でも決してきつくない事に気付いた。お尻はピッタリサイズ。でも前の方は…さすがにガラブリと違って窮屈だった。生地そのものが薄く柔らかいから、気をつけないとちんちんがポロッてはみ出しちゃいそう。体にピッタリ密着する感じが気持ちいい…。ちんちんがムクムクと勃起してきた。うわぁ、ものすごく目立つ。ガラブリならそうでもないんだけど、今にも先っちょがパンツから出ちゃいそう。こんなの履いてるなんて僕はすっかり女装の虜になっちゃったんだなぁ。パンツを膝まで下げ、女の子にはないはずのちんちんを握り、最近覚えたばかりのオナニーを始めた。こんなに興奮するなんて初めて…。スカート履いた時は別に興奮しなかったのに…。あぁ気持ちいい…。
「んっ…!」
僕はあっさり射精してしまった。

スッキリした所で着替えて帰ろうと思ったけど、もう少しこの格好…特に下着を履いていたかった。だからそのまま電車に乗って、着いてから着替えようと思った。でもそれが…僕の人生を狂わせてしまう事になってしまった。

帰りの電車は少し混んでいて、座る事が出来ず僕は乗り口のドアの側に立っていた。
「!?」
何かがお尻に触れた。いや、触れたというより…これは手だ。誰かの手が、僕のお尻を包むように当てられているんだ。まさか…痴漢?怖さのあまり、僕は固まってしまった。知らない人に体を触られる恐怖。そしてもちろん、僕が男なのに女の子の格好をしてる事を知られてしまうんじゃないか、という恐怖も。やがてその手は僕のお尻を揉んできた。間違いない…痴漢だ。まさか自分が狙われるなんて思わなかった。手は次第に激しく揉むようになる。振り返る事さえ出来ない僕は、ただジッとしているしかなかった。スカートの上からお尻の割れ目に沿って指を差し込まれ、お尻の穴辺りをグリグリされる。怖いのに…ちんちんがまた勃起してきた。もし手が前に来たらすぐにバレてしまう。
「!」
手がサッとパンツの中に入ってきた。直にお尻を撫で回される。緊張で汗ばんでるお尻を。指先はやたらお尻の穴のもっと奥へ行こうとする。僕はちんちんに近づけさせないよう、しっかり脚を閉じてガードした。
「…脚開けよ…」
「!?」
痴漢が囁いた。言う通りにしないと何されるかわからない。僕は閉じていた脚の力を抜いた。一番長い指、多分中指がちんちんとお尻の穴の中間辺りをクリクリいじってる。くすぐったくて身をよじりたくなるような感覚。その仕草は、まるで何かを探してるようにも思えた。


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あきゅろす。
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