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飼育遊戯
満たされぬ欲求
重い下半身を引きずるように家に着いたのはもう夕方だった。…クタクタだった。部活の後でさえこんなに疲れた事はない。とにかく休みたくて僕はベッドにうつ伏せのまま倒れ込んだ。これからもずっとあの二人に弄ばれるんだろうか?そんな事を考えてるうち、僕は晩ご飯も食べず、お風呂にも入らず、そのままぐっすり眠ってしまった。

次の日もいくらかだるさが残ってたけど、いつも通り部活に出た。でも何か調子が悪い。イライラするというかムラムラするというか…。
「すいません、ちょっとトイレ行ってきます」
ミニ試合の最中だというのに、僕は抜け出してトイレに向かった。誰もいない静かなトイレの個室に入り、おもむろにユニフォームとパンツを膝まで下げた。チンチンはもう勃起してる。とにかくオナニーしたくてしょうがなかった。だからチンチンを握り必死でシゴいた。こんな事今まで一度もなかったのに…。昨日の事…チンチンを舐めたり舐められたり、お尻の穴に指を入れられたり…ちょっと思い出しただけで気持ちよくなれた。でも少し物足りない。僕は自分の中指をペロッと舐めて、それをお尻の方へ回した。昨日いじられたお尻の穴があの気持ちよさを覚えてる。唾で濡らした指は、少し押し込むだけで入っていった。そうしながらオナニーしたら、あっという間に射精してしまった。…このままもう一回…僕は更に指を入れてチンチンをシゴき続けた。気持ちいい…!お尻の穴がこんなに気持ちよくなれる場所だったなんて…。今まで知らなかった事を後悔する自分がいた。中指を奥まで入れた所にすごく感じるポイントがあるんだ。そこを刺激するとチンチンがピクピクしてすっごく気持ちいい。昨日、小山先輩に指を入れられて不思議な感覚になったのは、そこを刺激していたから、痛みと気持ちよさが混じってそうなったんだと思う。あぁ、もう戻らないといけないのに手が止まらない。二度目の射精の瞬間、僕は部活の後また小山先輩の家でお尻の穴をいじられる自分を想像していた。

ヤバい…先輩の家に向かうのが嫌じゃない。恥ずかしい目に遭ってどんな風に気持ちよくなれるのか期待してる。先輩は僕が来るのを待っていて、部屋に通すなり聞いてきた。
「自分でオナニーして帰るのと、尻の穴に指突っ込まれてシゴかれるのとどっちがいい?」
「…」
早く答えないとまた怒らせてしまう。今日はかばってくれる裕樹先輩はいないんだ。でも自分からお尻の穴に指を入れて、なんて口が裂けても言えない。…僕は何を考えてるんだろう。オナニーするより指を入れられる事を想像してる。
「…オナニーします…」
でもやっぱり恥ずかしくて、今まで通りオナニーを見せる事を選んだ。
「ふ〜ん…じゃやって」
僕はパンツを脱ぎ、今や物足りないだけのオナニーをして見せた。しっかり昨日の興奮を思い出さないとチンチンは時々小さく戻ってしまう。オマケに今日はすでに二回射精してるから、ただチンチンをいじってもちっとも気持ちよくなかった。ようやくイッたのはダラダラと20分くらい経ってからだった。ちょっぴりの精液がやる気のなさを表していた。
「もう帰っていいよ。また明日来いよ」
先輩は僕には全く関心を示さず、テレビのスイッチを入れそっちを見てる。虚しい雰囲気の中、僕はパンツを履いて黙って先輩の家を後にした。


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あきゅろす。
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