[携帯モード] [URL送信]

湯けむりパラダイス
また明日
岩場の淵に彼を座らせる。ここならもし誰かが入浴に来ても見られる心配はない。一度たっぷり射精した彼のちんこは、力なくダラリとしていた。脚を開き、両手を後ろについて体を支えさせてから、俺は彼の股間に顔を埋めた。初めて少年の性器を口に含んだ瞬間だった。
「あ…ぁ…」
まだやわらかいちんこに舌と唇で圧力を掛けると、それはみるみる堅くそそり勃ってきた。一度口から出して、しっかりと皮を剥き上げてから亀頭に舌先を這わせる。
「すげぇっ…!気持ちいい…!」
彼は俺の頭を脚で挟みつけ、下半身をブルブルさせて悦んだ。ちんこはさっきまでの勢いを取り戻し、早くもガマン汁を溢れさせてる。
「もっとして…!」
ご要望通り、俺は彼のちんこを隅々まで丁寧に、念入りに舐めた。
「こんなの初めて…!」
手で玉を揉んだり、お尻の穴をグリグリしたりしながら俺は彼を導く。
「やっ…!あぁん…!」
そんな所をいじられるのも初めてだろうな。いじる俺も初めてだけど。
「気持ちよすぎるっ…!」
腰を振りながらもっともっとっておねだりしてる。少し痛いかも知れないけど、彼を岩の上に寝かせた。
「自分で脚持ち上げて」
そう言うとサッと一番恥ずかしい格好を披露してくれた。お尻丸見えのオシメスタイル。
「お尻の穴にちょっと指入れるからね」
「うん」
グリグリされたのが気に入ったらしい。入れる事にも抵抗は見せなかった。中指を当て、お気に入りのグリグリをしながら少しずつ指を入れていく。
「あ…あ…」
心ここにあらず、の表情で喘ぐ少年。あぁもうたまんない。指が半分くらい入った所で、さっきより強く激しくちんこを吸った。
「ひゃあっ…!」
前と後ろ、両方を刺激するのは彼にとってかなりの一大事らしい。
「あぁっ…!出ちゃうよぅっ…!」
いいよ、そのつもりさ。少年の精液を是非飲んでみたいと思ってた。俺の口の中にピューって出してちょうだいよ。
「出るぅっ!」
彼は射精して心地よい気だるさの中へ、そして俺もこっそりお湯の中で自分のをシゴき、思い切り果てていった。

脱衣所で服を着る仕草までも彼はかわいかった。顔も明るい場所でよく見ると一段とかわいい。俺はこんな美少年と関係を持ったのか。
「もう真っ暗だから送っていくよ。もし何かあったら大変だから」
下心ではなく本心でそう言った。
「うん」
寝巻がわりのジャージを着た彼と外に出る。

外灯が点々としかない山道を二人で歩いた。すぐ先に彼らが泊まる施設の灯りは見えてるんだけど。
「ねぇ、明日も来るの?」
「うん。仕事帰りに毎日寄ってるからね」
「ふ〜ん…」
何か言いたそうな雰囲気だった。外灯に照らされた彼の顔は、うっすら紅潮しているように見える。
「じゃあね」
施設の前まで来て、俺は再会を願いつつそう言った。
「ねぇ」
「…ん?」
彼は俺に歩み寄り、小声で言った。
「…もっかいちんちん舐めて」
そんな事か。もちろん答えはイエスだ。
「いいよ」
「こっち来て。誰も来ない所あるから」
彼に連れられて行ったのは施設の裏側の畑みたいな所だった。もちろん人影はなく、外灯さえもない。建物の中から子供達の笑い声がかすかに聞こえるだけだった。彼は壁にもたれ、パンツごとジャージを膝まで下げた。
「して…」
シャツを捲ると、暗闇に白い下腹部が浮かぶ。その中心にあるそそり勃つ彼の性器…もう味も感触も覚えたそれを口に含む。
「いい気持ち…」
仲間はみんな部屋でDSだのプロレスごっこだのしてるだろうに、君だけ外でフェラですか。
「ねぇ、明日も来る…?」
俺はくわえたままで頷いた。
「じゃあ僕もまたみんなより遅れて行くね…」
再会を願ったのは俺だけじゃなかったわけか。
こんな田舎の山奥にもいい事はあった。でもやっぱり場所は公表出来ない。そう、ここは俺だけの…いや、俺と達弥だけのパラダイス…。


[*前へ]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!