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愛の矛盾点(骸・無理矢理)



「あなたに僕の気持ちがわかりますか」


冷たく見下ろす瞳に少女はガタガタと震えた。少女は花子と言った。花子は普通の中学生。大なく小なく並が良いの並盛精神を表した正に普通の中学生だった。そんな彼女は今普通ではない状況に置かれている。骸は欲しくて仕方なかった少女を手に入れて至極嬉しそうに笑っていたが、代わりに花子の顔は凍りついていた。


「僕は今すごく喜んでいます、何故だかわかりますか?」


身をかたくして部屋の隅に寄った花子を覆い被さるようにして骸は優しく説いた。花子はボロボロ涙を流しながら首を横に振り、分からないですと震えた。そんな仕草にすら興奮する自分はどこまでこの少女に堕ちたのだろうと骸は思う。


胸の上でぎゅっと握られた花子の両手を片手で吊し上げれば、何をされるのか女の本能で察した花子は益々ガタガタと震えた。悲鳴も上げられずしゃくりあげる声が酷くなる。


やめて、許して


その言葉を上手くはっせないまま骸から施される愛撫に益々身をかたくした。


「愛しています」


服の中に侵入した手はいやらしい手つきで花子から快感を引きずり出していくが、恐怖の方が勝っていてなかなか良い反応が出ない。それでも骸は気にしなかった。小ぶりな胸に唇を這わせて、その白さと柔らかさに興奮は増すばかり。胸が唾液まみれになる頃には観念して脱力した花子が天井を見上げて卑猥な行為から目を背けようとしていた。


「気持ちよくないですか…?」


乳頭を軽くはみながら骸が伺えば、嫌々と首を振る。しかしながらその頬は確かに紅潮していた。


「や…、お願い、やめっ…」


排泄する以外に使用したことのない汚い部分に顔をうずめてぴちゃぴちゃと音をたてて舐め回す骸に花子は涙を流しながらやめてと繰り返した。怖い汚いと思う反面、気持ち良いのも事実で、好きでもない男にいやらしい行為をされて気持ち良いと訴える自分の体は一体どうしたのだろうかと花子は思った。


「クフフ、僕の舌を気に入ったみたいですね」


指と舌で丹念にほぐされ、初めての熱と快感に花子は喘いだ。


「愛しています…」


(愛しているなら何で私が嫌がることをするの?)


言葉を発する気力もなくグッタリとシーツに埋もれていると下半身に違和感を感じて花子は下に目をやった。


「いやっ…、嫌ぁっ!」


入り口に当たる異物に花子はのしかかる骸の肩を叩いた。グチュッと粘液同士が擦れる音と無理に押し広げられる激痛に花子の息が詰まる。何より花子が怖かったのが骸が自分に向ける嬉々とした瞳だった。


「ひっ…、痛いっ!嫌だぁっ」


「くっ…、やはり処女はキツいですね」


結合部から流れる鮮血を骸は指で掬って舐めた。痛みと恐怖で動けない花子に荒々しく唇を重ねる。僅かに血の味がした。


「…好きなんです」


「っはぁ、やめ……きゃあっ」


腰を激しく突き上げられ、片手で結合部上部の突起をこねられ、花子は激痛の狭間に感じたくない快感を感じていた。


「こんな抱かれ方をしたんです、もう他の男のはくわえられませんね…っ」


グチュッズプッヌチュッ


耳を犯すいやらしい音に洗脳を施す甘い声に服従させようとする快感。弾む息を整える間もなくただその行為に流された。


(見たくない、聞きたくない、感じたくない!)


それでも気持ち良いと素直に反応する体が恨めしくて、花子は声を上げて泣いた。


「くっ…」


「あ、いやぁっ…!」


中に広がった熱で絶頂を強いられ、花子は意識を手放した。


「ハァ、…」


結合部から溢れる白濁と鮮血に愛しさがこみ上げてくる。


「愛しています…」







(愛しているならどうしてこんなことをするの?)(愛しているからするんですよ)















あとがき









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無理矢理系。読むのは好きだけど書いててこんなに辛いとは思いませんでした。
と言うか、正直難しい、です。
69苦手、無理(聞いてない内容関係ない)

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あきゅろす。
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