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7.


「まあ、確かに滅多に見れねえ恥じらう姿とか新鮮で、つい我を忘れそうになったけどな」
「わあ、何それ!酷い!!」
「あと、すぐ赤くなるし涙目になるし、男馴れしてねえのもすっげえそそったしヤバかったけどな」
「わー!浮気ものー!たいちょのバカ!えろオヤジ!!」
「ってめ、誰がえろオヤジだふざけんな!」
「だってだって…すみませんねえ、こっちのあたしはすれっからしみたいな女で!新鮮さに欠けててすみませんねーだっ!!」

ひどいひどいとひとの膝上で喚く女は本当に、大人の癖にガキ臭せえ。
どうしようもねえ女ではあるのだけれど。…だけれども。

「ンなわけあるか」
「…はい?」
「俺ァお前の方がいい」

例えすれっからしみてえな女であっても。
初々しさのカケラもなくとも。
バカ野郎でも。
やはりこの松本乱菊の方がよほどいい。
愛しくも可愛く思えるのだと笑って告げれば、途端ぼぼぼと色付く頬。
「ほっ褒められてんだか貶されてんだかいまいちわかりませんけども、――とりあえず、あたしもたいちょがいいです。大好きです。だから例え夢の中でも、別のあたしと浮気したらダメです。やです」
「わーったわーった。つか、お前もな?」
ニッと笑って念押せば、途端こくこくと首を縦に振る。
これにて無事に仲直り。
再びくちびるを寄せて、舌を絡める。
愛おしさを篭めて髪を梳く。





――さてはて、俺と松本の見たあの夢がいったい何であったのかは今以って謎なのだけど。…とりあえず。
今となっては初々しさの欠片もねえ俺と松本が、それぞれ入れ替わるように向こうのふたりと床を共にしてきたのだ。
…こっちはともかく、あっちのふたりがあの後無駄に揉めてねえといいんだけどな、と。
愛しい女を腕に抱きながら、ふと苦い笑いがこみ上げたのだった。







end.

え、ァンタジー!?/(^o^)\
うっかりそんな声が聞こえてきそうな、あたまおかしい駄文ですよ。ちょーすみません☆
宮廷パロと大人日乱をミックスミックス。夢の中だし相手はアレだしまあいいかーと、あっさり手を出す貞操観念若干ゆるめの大人隊長と松本です(^q^)
げんこの合間の息抜きに思いつくがまま書き殴っただけなので、設定とかないよ!駄文上等、マジさーせん><;

お題:sprinklamp,


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あきゅろす。
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