お恥ずかしながら。
ワオ看護師さん?2裏
"ワオ、そういえばチョコレートって、媚薬効果あるらしいよ"
「お大事にー」
小児科の診察室から出ていく子供を見送って、その子供の母親が置いていった紙袋を見ていた。
…淡いピンクの、桜プリントの紙袋。
本来我々は、そういったもの…つまりは袖の下やら賄賂的なものやら、お土産などはもらってはいけない立場にあって。
時々は無理矢理置いていく患者さんもいるけれど、
それ以外は丁重にお断り申し上げている。
……つまり今回は前者だ。
「…おだいじに」
もう姿の見えない子供に「お大事に」、雲雀医師も常識を覚えたのかと思った。が、違った。
「…どこに向かって言ってるんですか」
「…、君の胸だけど」
「セクハラで訴えます」
「訴えたこと無いくせに」
「……よく分かりました。次は法廷で会いましょう」
「…ワオ、公開プレイ?」
クスクス、君って積極的なんだね。
…いいえ違います。
貴方が勝手にそう解釈しただけです。
彼は尚もクスクスと笑いながら、患者さんの母親が置いていった紙袋を開けていた。
え、それ開けちゃダメですよ、とは言わない。
前に一度そう言って、
「口答えするの?」だとかなんだとかでガッチリ、口答え出来なくなるまでされましたからね。
(あえて何をされたかは言いませんが。)
「ワオ、チョコレートだ」
見かけによらず甘党の彼は、顔を綻ばせてラッピングを丁寧に外していく。
…彼が(あの顔で)小児科を選んだのは、きっと彼自身が子供だからだ。
そう思わずにはいられないほど、はしゃいでいる。
「ワオ」だとか「嬉しい」だとか「おいしい」だとか、断片的に聞こえる彼の声に、暇すぎてなんだか眠気を誘われてきた。
(…そういえば昨日、一晩中したんだっけ、)
とりあえずは休憩室(女性用)で一寝入りしよう。
少々早めの休憩を頂いて、代わりの看護師さんに入ってもらった。
お医者さんには休憩なんて無いんだなぁ、可哀想に。
ケータイにアラームを仕掛けて、仮眠をとることにする。
―――――――………
目が覚めたのは、それからぴったり5分後の事だ。
口内に入ってきた異物に、あまり良くない目覚めを迎えた。
「ん、むぅ…」
「ほら、ちとせも食べてよ。おいしいから」
「んんん…」
ほんの5分しか経っていないのに、目がショボショボして蛍光灯が目に染みた。
口の中にある甘い……、
ああ、チョコレート。
と、彼の指。
どうやら押し込まれたらしい。
私の熱に溶かされたチョコレートは彼の指に絡み付いて、きっと汚れてしまっている。
口の端から垂れた甘い唾液に構う事なく、出来るだけ指のチョコレートを舐めとって引き抜いた。
「ワォ、そんなに僕の指が舐めたかったの?」
「…ち、違い、ます…」
説明するまでもなく、彼のいるのは私の上。
目を開ければ嫌でも視界に入ってしまう。
先ほど垂れた唾液に気付いて、拭き取った。
…そういえば先生、診察はどうしたんですか。
と、言おうとしたときに、丁度先生の言葉と重なる。
「そういえばちとせ、チョコレートって、媚薬効果あるらしいよ」
「…………。」
変な豆知識をありがとうございます。さぁ診察室に戻りましょう。
嫌な雰囲気を機敏に感じ取って、丁寧にお願いした。
刹那。
「ひゃんっ」
余りに突然で、素直な声が出てしまった。
彼が私の乳首をキリッと摘んだのだ。
あわてて口を塞ぐが意味はなし。
それどころか、発言が出来なくなるという問題まで発生した。
「せ、せんせ…っ!」
「なにちとせ。ああ、身体熱くなってきた?」
「違いま、…んゃっ!」
彼の言葉を否定しようと口を開いたとき、彼が私の胸を揉みはじめる。
回すような、なんとも焦れったい動きである。
「ふ、うぅ、やだ…っ」
「え?気持ちイイの?チョコレート媚薬の効果かな」
彼は尚も胸を弄り続け、どうしてだか私はいつもよりイイ反応を見せていた。
ただ触られるというだけのその行為が、熱くて、くすぐったいような、ビリビリとした感覚が下腹部に溜まる。
それを自覚したかどうかというときに、下着越しに秘部を撫で上げられた。
「あぅっ、ぅっ…や、んん、ぁ…っ!」
彼との行為はいつも、突然が多い。
私の事なら何でも知っていると言わんばかりの笑みが、絶えず顔に張りついている。
「…どう、熱い?」
「や、あ…熱いぃ…ッ」
彼の言うことに従っておこう。その方がなにかと得である。
指が何度も下着の上を往復して、次第に私自身の熱も高ぶってくる。
短めのナース服はこういう時、雲雀医師に有利に働くのだ。
「ぁっ、ひぁぅっ…」
彼の指がちとせの膣内に入る。
それだけで、腰あたりには甘い感覚がゾクゾクと上がってくる。
「媚薬効果って本当なんだね、いつもよりトロトロだけど」
「ふゃっ…そ、なぁっ」
ナース服の横のジッパーを下ろし、直に胸を揉みしだく。
下の指だって止まらない。
「ぁあっ、ひぅッ…く、ぅん…ハァんっ」
ちとせは口を押さえていたのも忘れて喘いだ。
彼の満足そうな顔すら、快感を煽るようにしかならなくて。
激しいピストンから、グルグルと回される指に翻弄されつつ、確実にちとせは昇りつめていった。
「そろそろいいかな?」
僕もチョコレート食べてるから、媚薬キてるんだよね。
「あ、は…ぁっ」
欲に濡れた目で彼を見る。今のちとせにはそれが限界の了承の合図だった。
「じゃ、いくよ?」
雲雀も白衣を捲り、ズボンのチャックを下ろした。
ジジジ…と響く音だけが厭らしくて、緊張や羞恥心を煽った。
ちとせのなかに、雲雀のペニスが入る。
指だけでは届かなかった奥にまでそれが届いて、ちとせは嬌声をあげる。
「ぅ、ん…アッ!ひぁッ、ふゃぁあっ!」
「…っ、ちとせ…そんなにしたら、あんまりっ保たない…ッ」
雲雀もまたちとせから与えられる快感に耐え、顔を歪めた。
あつい。
もう少ししたら看護師たちが休憩をとりにくる。
ちとせのセットした携帯のアラームが響く。
雲雀は早急に腰を動かし始めた。
「…ぅあッ、はぅぅっ や、ひゃあァっ!」
「は、はぁ…ん、んっ」
ちとせはもうすでに絶頂が近い。
…雲雀も、それほど保ちそうになかった。
「あぁあッ、だめ、だめぇ!ひぅあッ…も、イっ…」
「は、ぅ…ぼくも…ッ」
雲雀はさらに腰を打ち付ける。勢いが早くなって、より奥へあたる。
結合部からは二人分の体液がじゅぷじゅぷと溢れてきた。
「あッ、や…っ アァッ!ひ、きゃうぅッ」
「ふ、あぅ…ッ」
目の前がチカチカ。
背筋に走る快感が、頭の中を真っ白にする。
「イ…ちゃぅ、 もぅ…っ あアァッ!」
「く、ぅうっ!」
ちとせはびくびくと身体を震わせ、雲雀も慌ててちとせから自身を引き抜いた。
「はぁあ…はぁ、」
「ん、ちとせ…」
行為の余韻に浸りながら、二人は口付けを交わした。
――――――――……
今度はちゃんとした媚薬にしようか。
continue…
あああああ〜〜〜!!
いやぁああああ(*/Д\*)
だれかッ!だれか助けて!
恥ずかしくて死ぬ!
やめて〜〜〜〜〜ッ!
顔からビーム出る!!
ヤバイこれ鼻から牛乳が…!!!
あ、ちょ、ダメこれ口から血がd(強制終了)。
ではまた次回!
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