お恥ずかしながら。 ワオ看護師さん?1 "ワオお医者さまっ" 夜。 医者と看護師ふたりきり。 それだけで何だか、ヤバイ雰囲気だが。 こちらはそうでもなくもなくなかった。 「ドクター、光雄くんのカルテ出来ました?」 短めの、ピンクのナース服が揺れる。 小児科。 周りにはそれこそだから、幼稚園かと思う程可愛らしいペーパークラフトの数々。 「…はぁ。…君、それしか言えないの?」 もうちょっとこう…さ、 色気あること出来ない? 「おあいにく様です。仕事とは関係ないでしょう」 そちらこそ、そういうの、セクハラって言うんですよ。知ってます? 「あいにく、知らないね」 それくらいの色気がないと仕事なんてやってらんないよ。 だってここ、ガキしか来ないじゃないか。 「ガキって言わないで下さい。幼児、または児童。」 あなたのそういう口の悪さが子供を怯えさせるんですよ。 だいたいなんですか、私の作ったペーパークラフト、陰で捨ててるの知ってるんですからね! 「違うよあれは…、」 草食動物だったからだよ。 ほら、ライオンさんとかクマさんとか、トリさんなんかは置いてあるでしょ? 「あなたがクマさん、なんて似合いません。」 そんな怖い顔してよく、トリさんとか言いますね。 鳥類って言ってください。 「なにそれ、印象だけで決めるなんて間違ってるよ」 でも君が「愛してるって言ってください」なんて積極的だとは思わなかったな。 「は?何です?殴ってください?」 いいですよ殴って差し上げます。 さあお顔をお貸しになってください。 「…顔を貸す?」 なに、キスしたかったの? 正直に言いなよ、ほらおいで。 それくらいならちゃんとしてあげるから。 …ああ、心配しなくていいよ。もちろんそれ以外も(キッチリ)してあげるから、ね? 「何の事だかサッパリ分かりませんが。」 あなたの妄想癖は少々、 精神内科にお世話になる必要がありそうですね。 ……………、 ところでドクター、光雄くんのカルテ出来ました? 「…………。」 そうだちとせ、良い事思いついたよ。 「話を逸らさないでください。」 あと、名前で呼ばないでください。馴れ馴れしい。 「よし、息抜きしよう」 ああついでに君の、定期検診もしてあげるよ。 モチロン、触診でね。 「い、息抜きと定期検診、一緒にやったら息抜きになりません!」 それにあなたは小児科ですから私の検診は…、 ってちょっと! や、やめてください! どこ触ってるんですかっ! ぅあっ、押し倒さないで! 「さて、君の(感度の)定期検診を始めよう。」 (まずは触診から。) ほら、恥ずかしがってないで下着ずらして。 …ねぇ、意地張るのも大概にしないと、 僕、いじわるになっちゃうよ? ――――――――…… 看護師と医者の夜はふけてゆく。 continue… なんちゃってVv 医者とナースってなんか、エロい響きですよねー…。 マジでこの医者と看護師は始終やりまくってるだけになりそうです…(;=3=) ではまた次回! [*前へ][次へ#] [戻る] |