[携帯モード] [URL送信]

しょーせつ。
長谷川君の危機
「…っ、さむ…」
はーい、長谷川だよ。
ただいまお散歩中。
うそです、迷ってます。
「どれもこれもあいつのせいで…くそっ」
タクシー拾おうとしてもずぶ濡れの俺なんて乗せたくないらしく素通りされる
寒すぎて死にそーだし。
クラクラするし。
「うー、あー。」
路地裏に入りうずくまる。
…とことん俺は運が無いらしい。
「やっ、やだ!!やめろよっ…離せよぉ!!」
「うっるせーな!!大人しく掘られてろ!!」
男が男を強姦してました☆
((俺の休み場を汚しやがって))
いや、初めてきたけどさ。
正義感の強い俺は
「おいホモ野郎」
面倒事に首を突っ込んでしまった…
「あ"ぁん?」
「たっ、助けて!!」
「…嫌がってんだろ離してやれよ」
「てめぇには関係無いだろどこで誰が誰とやろうとよ、」
「ごちゃごちゃうっせーよ豚。」
「ぶっ、ぶたぁ?!てめぇあんま調子のんなよ!!」
殴りかかってくる。
これだから単細胞は…
のろいからすぐよけられる。
その隙に襲われてた奴の手を掴み逃げ出す
俺は極力手は出さない派なんだよ

「あ、あの。ありがとうございました…」
「んーきにすんな」
「でも、雨降ってるしよく見たらずぶ塗れだし…うち来ませんか?」
「いや、遠慮しと「じゃあ行きましょう!」
「…。」

んで、俺は知らない奴の家にあがって挙げ句の果てに風呂にも入って。
そこまではよかった。
素直に嬉しいけど。

やっぱ俺ってバカだよ。
名字が同じだったけどまさかとは思ったけど。
まさか、ね。


そのまさかなのね。

[*ばっく][ねくすと#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!