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しょーせつ。
長谷川君の危機
「ふぅ、ふっう……ん。」
あの後俺は全力疾走で逃げてきた。
最低だろ、あいつ。
その前に変態だろ。
ほんと、もう疲れた。
いや、体力ある方だよ、俺は!
……はい、すいません、嘘です。
めっちゃ体力無いっす。
「うーん。あ、友則。」
ふつふつと怒りが湧き上がってくる。
あいつのせいで…ちくしょう。
取りあえず引き返そうとしたら、

うん。どこだここ。

「えぇぇっ?!おっあっえ?!」
周りの視線が痛いです。
でもここどこ?!まじここどこ!
日本なのか?いや、日本だろうけど。
「とっ、とりあえず電話…」
携帯を取り出し電話帳を開いて友則の電話番号を探す。見つける、んでかける。
うん、正直実況疲れるよ。うん。
誰にいってんだ、俺は。
「______、おい。」
{もしもしー?!大丈夫だったか?}
「んな訳ねーだろくそ野郎。」
{ははっ、ひでぇな}
「当たり前だよ。てめーのせいで…」
{ん?何かされたのか?!}
「……いっいや、別に!!」
強制的にキスされて勃ってイかされましただなんて言える訳無いだろ!
{___い、おい!!}
「あ。え?なんだよ」
{どこにいんだよ}
「あー、わかんね」
{はぁっ?!おま………………}
不思議な所で途切れた電話。
「おいおい、まさか」
そのまさか。
電池切れましたー。
もういやだわまじあの先輩ぶっころだわ。
まじもうざっけんなくそやろう

___ポツ_____、ポツ。

あ。
嘘だろ。

____ザァァァァァァ__

雨降ってきましたー。
はい大振りー。
まじ寒いー。
もう絶対殺す。


[ねくすと#]
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