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しょーせつ。
2
「離せよアホ。ホモ。どうせホモっていってもお前ネコだろ、俺ノーマルなんで抱けませーん」
挑発してやるここで殴られても避けれる
……多分。
「…は?俺バリタチなんだけどあんま調子のんなよチビ、自分の立場分かってんだろ」
いやーな笑みを浮かべながら言葉を言ってくる
…うっぜぇ
「ざけんなよ!!野郎に押さえつけられて抵抗しねぇバカがどこにいんだよ!離せバカ!このっ離せ!!」
じたばたと抵抗を試みるも体格的に負けてる、相手はビクともしない。
「一回黙んねぇと犯すぞ」
俺の耳元で変態的な言葉を低い声で囁く変態。いい声じゃないか、じゃなくて。
その後おまけに耳をぺろり。
言っておこう俺は耳が弱い。
「うぁっ……」
咄嗟に顔を下げる。
だって真っ赤だもん。
はずいじゃん!!普通恥ずかしいよ?!
男にこんなあのあれああああああ……
落ち着け落ち着くんだ亮
くそっどうしようめっちゃはずい。
「耳、弱いんだ」
ニヤニヤしながら言ってるのが脳内に浮かぶ、うぜいくそうぜい。
「…っんなわけ…ねーだろ」
弱々しく答えた俺。
いや、答えただけでも偉いよ!うん。
「へぇ?」
かぷっ、そういって俺の耳を甘噛み
「ひぅっ…〜っざけんなバカ野郎!!まじ死ね!!」
顔を更に赤くして羞恥に涙が浮かぶも関係ない。
いきなり顔をあげ暴言を吐いてやった
身長的に見上げる形になる。
それがまたうぜぇ。睨んでやる。
西条は目を見開いたと思ったらまたにやけだし
「んぅっ?!」
あろう事か男の俺にあれ、き、きすしてきやがった。
あいつの口を噛んでやろうと自分の口少し開けたら舌入れてきやがった。
因みにふぁーすときすでーす…くすん。
「んっ…ふあっ…ちょっ…まっ、んぁ」
変な声が出て恥ずかしい。
くそ恥ずかしい。
Dキス初経験の俺とそれが続く筈も無く
あ、もう無理。
ガクンと俺の腰が抜ける。
「おっと…俺のキスで腰抜けちゃった?」
ニヤニヤすんじゃねえよ。
今俺は座りこんでる
壁に寄りかかってたから良かった
てか、腰が抜けただけじゃない。
畜生。半分勃った。
「…ん、勃ってね?」
くっそぉぉぉぉぉなんでばれるんだよ!!
あぁもうまじうざいくそっ逃げたいけど立てない
「勃…って……ない」
答えてやった俺やっさしーなんて考える間もないまま無理やり立たされた。
俺の股の間に西条の足はいってるから逃げるに逃げれない。
あぁもうほんとやだ
そんな事思って気が抜けてた。
急に股の間にある足を俺の半勃ちのアレに押し付けて動き始めた。
「あっん…やぁっん、ふっ、だめぇっ」
俺の聞きたくない声が、出したくない声が沢山でてくる。
「あっだめっ…だって……ばぁっん」
「すっげぇ…俺も勃ちそう」
これ以上やったらまじでやばい。
「あっもういっ…いっく…ンっ…からやめっ」
かぷ、とまた耳を甘噛みし舐められた
「ふっ…あぁぅ…くっぅん………」
最悪だまじもう俺こいつ嫌い。
「いやー、可愛い喘ぎ声と顔だったなぁ」
「ざっけんなくそ、変態」
あー、もうパンツぐちゃぐちゃ
気持ち悪いわー
憎い。そう思って思いっきり睨んでやった
「…なぁ俺と付き合わねぇ?」
は、意味わかんねぇ口に出す前に手が出てた
「…っう?!」
腹を殴ってやった
怯んでる隙に逃げる。
まじ今日は最悪だ…。
なんで、涙が出てくんだよ。



[*ばっく][ねくすと#]
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