銀魂
6n
「よし、全員揃ったな。では出発するぞ!」
整列した隊士達に向かって近藤がそう言った。
「近藤さん、待ってくだせェ蛍がいないでさぁ」
沖田が手を挙げてそう言った。
「蛍はどこ行ったんだ?」
土方も辺りを見回す。
すると遠くからドスドスと足音が聞こえてきた。
「さぁ…行こうか!」
その足音の主は蛍だった。
「……お前…蛍か?」
土方は驚きの余りタバコを落としてしまった。
「そうだけど?」
蛍は不機嫌そうに返事をした。
「……急にどうしたんでさぁ?
その格好?」
「近藤さんが私服警官で上様を護衛しろって言うからさぁ…」
蛍はぶつぶつ言いながら俯く。
「おおっ!
似合ってるじゃないか蛍!」
近藤が笑顔で蛍に近付く。
ここで蛍の格好が気になるところだが残念ながら管理人はセンスが悪いので皆さんのご想像にお任せいたします。
ちなみに管理人デザインが見たい方はこの章の最後に載せますのでお待ち下さい。
こんなダメ管理人ですがこれからもこの夢小説をよろしくお願いします。
「そうだ!
ついでだから軽く化粧とかしてみたらどうだ?
山崎、お前の化粧道具とカツラを貸してくれ」
近藤がそう言うと山崎は何故か直ぐにカツラと化粧道具を取り出した。
カツラはセミロングの長さのストレート。
「やだよ!!
気持ち悪そう!!
体に悪そう!!」
蛍が逃げようとしたところを沖田が首根っこを掴んだ。
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