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銀魂
2n

蛍の尋常じゃない殺気で何人かは意識を失いかけ大半は顔が青ざめた。

「まぁここまでにしておいて…僕が気にいらないなら闇討ちなりなんなりすればいい。
でも僕も反撃するから命の保障はないよ」

ニッコリしながら言う蛍はとても恐かったと後の隊士達は語る。

「僕からは以上だよトシさん」

「…あっあぁ…」

土方も蛍に圧倒されつつも立っていたのを座った。

「…質問が他になければこれで終わる。
各自、時間がくるまで整備をしておけ」

土方がそう指示を出すと隊士達はぞろぞろと部屋を出て行った。

「大丈夫でさぁ?」

沖田が蛍の後ろから話かけた。

「大丈夫だよ。
僕はもう逃げないから。だから真選組総長を名乗ることにしたんだから」

蛍は沖田の方を振り返り微笑んだ。

「総長になった以上僕は今までよりも上に立つ者としての責任を果たす」

沖田にそう言った蛍の目には迷いはなかった。

「ま、何かあったら俺に言いなせぇ」

沖田はそう言うと蛍の頭をがしがしと撫でた。

「その時はよろしくするよ」

蛍は嬉しそうな表情で言った。









そんな2人を陰から見ていた人がいると2人は知らなかった。

「山南さん…」

2人を見ていた人はその場を離れ、副長室へと急いだ。



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あきゅろす。
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