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銀魂
7n

「あっああ!
次郎!!」

「兄さん!」

山海党のメンバーを連行していると青森がその弟に駆け寄った。
蛍がそこへ行く。

「青森さん危険だから離れて」

蛍は冷たい声で青森に言った。

「弟を助けてくれるはずじゃ…!」

「僕はそんなことを言ったつもりはないよ」

「なっ…!」

青森は絶望の表情を浮かべる。

「待って下さい山南さん!」

そこに現れたのは山崎だった。
犯人グループと同じ格好をしている。

「この人は人質と隊士達を入れ換えるのにいろいろと協力してくれました」

「だから何?
結局、この人が山海党に脅されたからと言っても協力したのは事実でしょ」

「あんたには情とゆうものがないのか!」

青森が沢山の涙を流しながら蛍に向かって言った。

「情?
そんなもの何にかけろって言うのさ」

蛍がやれやれと言って両手をあげた。

「おい山南蛍だったか?」

山田が蛍に話かけてきた。

「オレ達があの男を脅して無理矢理協力させたのは事実だぞ」

「そんなものわかってるよ」

蛍はパトカーから紙と筆と印鑑を取り出すと何かを書き出した。

それを持って再び青森兄弟の元へ行く。

「何をしにきた!」

青森が蛍を睨みつけて言った。

「契約書?
ってゆうのかな?」

そう言って蛍は青森に紙を渡す。

「なっこれは…!」



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