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銀魂
2n

-万事屋-

「あー今日も仕事がなくて暇ですねー」

銀時がジャンプを読みつつ鼻をほじりながら言った。

「銀ちゃん、ジャンプを読むか鼻をほじるかどっちかにして欲しいアル!」

神楽が定春に餌を与えながら言った。

「2人とも呑気なこと言ってないで少しは噂とか情報をいれた方がいいですよ」

「何だ?
新八…何か面白い噂でも聞いたのか?」

新八に銀時がだるそうに聞いた。

「ええ。
まぁ僕にとっては全然面白くない噂なんですけどね……何でも……山南蛍を名乗る人切りが出た……とか」

新八の言葉で部屋一面に重い空気が流れる。

「おい……そりゃ何だ…全っ然笑えねェ噂だな」

「何なんアルかその噂!」

銀時と神楽が新八に詰め寄る。

「僕も噂しているのを聞いただけですよ!」

「ちっ許せねェ……何があってあいつを……」

「ぎ…銀さん?」

銀時の目は普段見る死んだ魚の目ではなかった。

「おい、お前ら……その噂について調べるぞ」

「了解アル!」

「はい!」











一方蛍は…

「あー胸糞悪ィ…」

歌舞伎町の町をズンズン歩いていた。
そんな蛍に笠を深く被った長髪の男が目に入った。

「ヅラ…さんかあれ?」

長髪の男がこっちに来いと手招きする。

「?
何の用だよヅ…うぐっ」

長髪の男は蛍の腹部に拳を入れて気絶させると蛍を担いでその場を去って行った。






「あれは…」

隣に謎の白い生物・エリザベスを連れた坊主が目を細めた。



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あきゅろす。
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