銀魂
3n
万事屋と真選組はストーカー被害の証拠である写真を見ていた。
「何か似たようなアングルの写真が多いね」
「そうですね」
「今日ぐらいにでも張り込むか」
上から蛍、新八、土方。
「1番多いアングルに張り込みましょう」
「でも誰が張り込むアル?」
「ここは真選組、お前らがしたほうがいろいろと後が楽そうだな」
珍しくまともなことを言った銀時。
銀時の言葉に頷く一同。
「おーなーかーすーいーたー」
「そんなこと俺に言われやしてもね…」
見張り番は話し合いの結果蛍と沖田になった。
「てかさ、1番隊長さん何で僕と目を合わせてくんないの?」
そう。
沖田は蛍が女だと知ったその日からずっと蛍と目を合わせていなかった。
「そうですかィ?」
「ほら。
今だって合わせてくれないじゃん」
漫画だと図星の文字が沖田の頭にズーンと降っているだろう。
「ねぇ何で僕のほう見てくれないのさ?」
「……それは……」
不可抗力とはいえ山南の裸を見てしまってまともに顔が見れねェなんて恥ずかしくてなんて言えやせん。
沖田は口をパクパクしながらそう思った。
「あっ!
1番隊長さん、見て」
沖田の袖を引っ張る蛍。
見ればカメラを持った怪しい男がキョロキョロしながらいた。
どうする?
と蛍が沖田に聞こうとしたときだった。
「とう」
沖田は既に行動を起こしておりその怪しい男に跳び蹴りを入れていた。
「ストーカー容疑で逮捕するぜィ」
「1番隊長さん…それはやり過ぎかと思う…」
沖田の跳び蹴りで男は気絶していた。
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