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銀魂
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「新さん焼きそばパンとって」

「はいどうぞ」

蛍と新八はユキの住むアパートをはっといた。

「しっかし現れないね」

「すぐ犯人が現れたら苦労はしませんよ」

「それもそうだね」

蛍は焼きそばパンを頬張る。

「どうしたの新さん、目から汗出てるよ」

「いや、ちょっと感激しちゃって…」

もしこの会話を蛍以外とすると必ず噛み合わなかっただろう。

そう思うと新八は蛍がようやく自分の周りにできたまともな人だと感激していたのだ。

「おい、あれって…」

蛍が焼きそばパンを頬張る手を止めて指差した。
新八も感激の涙を慌てて拭い蛍が指差した方を見た。

「もしかしてストーカー……?」

暗くてよく見えないがそこには2人組の男がアパートでこそこそしている。

男の手には双眼鏡。

「新さん間違いなさそうだね」

「どうしますか?
蛍さん」

「あの2人にばれないように近付いて取り押さえよう」

蛍の作戦により2人は物音を立てないように近付いた。

「せーの!」

蛍の掛け声で新八と蛍は2人を取り押さえた。

「いてェ!」

「誰だ!?」

なんと新八と蛍が取り押さえた2人組は銀時と土方だった。

「そこの怪しい4人組ィお前らがストーカーアルナ!」

「観念しやがれィ」

「出たわねストーカー!」

「痛っ!
ちょっ…お妙さん何で俺を殴るの!?」

神楽、沖田、妙、近藤が現れた。

「何でみんながここにいるのさ?」











「つまり、被害女性の家を見張ってたわけだね」

蛍の言葉に頷く一同。

「とゆうことは被害女性はみんな同じアパートに住んでいるってことになりますね」

「そうね。
犯人も同じアパートの子ならストーカーもしやすいし、写真も撮りやすいわ」

あっと銀時が何か思い出したかのように声をあげた。

「お妙、コイツってお前の店の中で人気なのか?」

銀時が指差したのは土方。
つまりコイツとは土方のことだ。

「ええ。
土方さんが店に来ると店の子がみんな群がりますもの」

「だからか」

「それがどうしたのさ銀さん」

蛍が不思議に思い聞く。



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