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銀魂
6n

「大丈夫。
さっき食べたタバスコだから」

ミツバの口から出た赤い液体は血ではなくタバスコだった。

「はいミツバさんおしぼり」

蛍はミツバにおしぼりを差し出す。

「ありがとう蛍ちゃん」

ミツバはおしぼりを受け取ると口の周りを拭いた。

「姉上に何もなくてよかったでさァ」

「そうだね!
タバスコでよかったよ」

総悟と蛍がそんな会話をしている中、銀時は1人辛さに悶えていた。

銀時がそんな状態になっていることに気づかない3人だった。













「今日は楽しかったです」

あれからミツバに江戸の観光名所を案内した3人。
そして日も暮れた今ミツバを結婚相手の家まで送り届けた。

「そーちゃん色々ありがとう。
また近いうちに会いましょう。

蛍ちゃん、会えて良かったわ。
また一緒にお話しましょうね」

「えーもっと話しましょうよ」

蛍が頬を膨らませ言った。

「そうでさァ。
今日くらい屯所に泊まって行きましょうや」

沖田も蛍に続いて言った。

「ごめんなさい。
気持ちは嬉しいんだけどこっちの家でやらなきゃいけないことがあるの」

「ちぇー」

拗ねる蛍。

「コラ蛍。
いつからそんな子になった!
銀さんはそんな風に育てたつもりはないぞ!!」

「そんな風に育てられたつもりないもん」

銀時に反論する蛍。



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あきゅろす。
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