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銀魂
1n

「今日の見回りは山南と俺と総悟の3人だ」

土方が全員に言った。

「はいはーい!
見回りって何すんの?
あと何がいるの?」

蛍が挙手をして土方に質問をする。
蛍の質問にズルッとなる真選組の皆。

「見回りに要るのは土方さんを殺す道具がいるぜィ」

沖田がそう答える。
沖田の答えにタバコを思わず落としてしまった土方。

「殺す道具ってどんなの?」

「例えば…「俺を殺す道具じゃなくて町にいる悪党と戦う道具がいるんだ!!」」

沖田の言葉を遮って土方が言った。

「じゃあ刀装備ってこと?」

「そうだ」

蛍が手を顎に当てて考え込んだのち、

「おやつは?」

「……おやつはいらねぇだろ……」

土方は脱力感を感じながら答えた。

「じゃあバナナはおやつに入る?」

蛍の質問に土方はさらに脱力感を感じた。

「バナナはフルーツだ」

「じゃあじゃあ、おやつは何円まで?」

「だーかーら!!
おやつは持って行かないと言ってんだろォ!!」

ついにキレた土方。

「副局長さんのケチ」

蛍がいじけながらそう言った。

「お前も副局長だろーが!!
頼むから他の隊士の手本になるような行動をしてくれ!!」

「僕にそんなこと求めたら駄目だよ。
本当僕のことわかってないね」

やれやれと蛍が言った。
土方はもう何も言う気力が失せてしまった。

「山南、おやつは土方さんにばれなかったら持って行っても大丈夫でさァ」

と沖田が蛍にこっそり言ったのはここだけの話。



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あきゅろす。
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