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銀魂
4n

「片栗虎」

声がした方を振り返ると

「誰?」

蛍が片栗虎を呼んだ人を指差して言った。


スパァアン!


土方が蛍の頭を叩いた。

「いったー!!
何すんのトシさん!!」

「馬鹿ヤローこの方が上様だ!」

「えっこのちょんまげの人が!?」

「だから指差すな!
失礼だろ!?」

土方は蛍の腕を掴み強制的に蛍の腕降ろさせる。

「もー…すぐトシさん怒る〜」

蛍がぶーぶー文句を言った。

「お前が上様に失礼なことするからだろ!
ほら頭下げて謝れ!!」

土方が蛍の頭を掴んで頭を下げさせようとした。

が土方の腕は沖田に掴まれて阻止された。

「土方さん、いくら蛍でも自分で謝れるでさァ…」

「あ?」

土方と沖田の睨み合いがスタートした。

「えーと…失礼なことして申し訳ゴザイマセンデシタ」

蛍は自分の後ろで睨み合いがスタートしているとは知らず上様に謝る。

「片栗虎、こうやって謝られたら皆はどうするのだ?」

「ああ?
そーゆーときは踏ん反り返っとけ」

「ちょっと!
とっつァん!!
上様に嘘教えたらダメでしょ!」

近藤が慌てて止める。

「何でぃオレはいつも謝られたらそうしてるぞ」

「とっつァんがやってるからって皆さんがやっているとは限らないでしょ!?」

「まーまーお二方落ち着いて…僕が上様に教えるから」

蛍は二人を止めると上様の方を向いた。



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あきゅろす。
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