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BLEACH
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「……黒崎一護」

「一護じゃの!
よろしくな♪」

社はニカッと笑った。

「……なぁ社…さん?」

「さんなんかつけんでいいぞ。
ワシそんな偉くないしの」

「じゃあ社、あんた……幽霊とか見たことあるか…?」

「幽霊?
あるぞ」

社の発言にルキアと一護の体制が前のめりになった。

「知り合いから心霊写真を見せてもらっての〜。
白いモヤがハッキリ人の顔をしちょったの!」

「イヤ…俺が聞きたいのはその……心霊写真で見たんじゃなくて……生で幽霊を見たことあるか?」

「……」

黙って一護を見る社。

「……」

一護も黙って社を見る。

「……幽霊のゥ…アレが幽霊だったのかはたまた人だったのかよーわからんのじゃ」

「どっどんな感じの!?」

「耳貸してみ」

一護は素直に社の言葉に従い耳を社に向けた。

「実はな……」

一護は自分の心音がよく聞こえる状態になっていた。

「フー」

「うわっ!!」

社は一護の耳に息を吹きかけた。

「何すんだ!」

「イヤーすまんすまん。
ちょっとした冗談じゃ」

一護の反応に大爆笑の社。

「もういい!
帰る!!」

一護は怒って帰って行った。

「待て一護!」

ルキアも急いで後を追った。

「やれやれせっかちな奴じゃのゥ……」

社は去って行く2人を目を細めて見ていた。



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