[携帯モード] [URL送信]

BLEACH
1n


ダダダダダッ


「大変です!
吉樹社が……戻ってきましたっ!」

「何!?
ただちに隊首会を開く。各隊の隊長・副隊長達を集めよ!」

「はっ!」

1番隊隊長、山本 元柳斎 重國はそう部下に言うと静かに目をつぶった。






「急に呼び出しとは何があったんでしょう…」

「さァ?
何やろうなァ?」

「早くしてくれないかネ私は実験の途中だったんだヨ?」

「……」

「6番隊隊長、朽木白哉ただ今戻りました」

「同じく6番隊副隊長、阿散井恋次、ただ今戻りました」

一と書かれた扉に入ってきたのは白哉と恋次。
それに続いてルキアと社も部屋に入る。

「何だ?
コイツらの任務の報告の為にオレ達は呼び出されたのか?」

つんつんした髪型で黒い眼帯をした傷だらけの男が言った。

「罪人朽木ルキアを捕らえてまいりました」

「ご苦労。
刑が決まるまでの間、6番隊の牢に入れておけ」

「はい」

恋次がルキアを連れて部屋を出ようとした時だった。

「待て。
まだ話は終わっとらん」

元柳斎が恋次を呼び止めた。

「……久しぶりじゃな吉樹社」

「そうですね。
総隊長殿」

社が白哉の隣に並んだとき、各隊の隊長・副隊長がいっせいに社を見た。

「して、おぬしが行方不明になる前は6番隊、第三席じゃった」

「………」

「じゃが今、13番隊の副隊長の席が空いておっての。
おぬしに…」

「断る」

元柳斎の言葉を社はさえぎった。

[次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!