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BLEACH
3n

次の日

「あぁぁ…普段運動せんから筋肉痛がっ!」

朝から社は筋肉痛と闘っていた。

『社様』

「なんじゃ日夜」

『お客様がお見えのようですよ』

側に置いていた自分の斬魄刀に言われ社は寝転んでいたが起き上がる。

「はぁ…昨日はしゃぎすぎたの……」

よたよたと社は玄関まで歩く。

「久しぶりだな」

「おふっ!
夜一!」

玄関に現れたのは黒い猫。

「夜一〜。
会いたかった〜」

むぎゅっと社は黒い猫、夜一を抱きしめる。

「いちいち会うたび抱き着くのを辞めろ!」

夜一が社に軽く猫パンチを繰り出す。

「ちぇ〜夜一のケチ。
昔はいくら抱き着いても怒らんかったのにの」

めそめそと泣くふりをする社。

「ふざけも対外にしろ。奴等が来ておるぞ」

「あぁ…気づいとるぞ。ワシ的にはもうちょい早いかと予想しておったんじゃがな」

「気づいておったか…。ならいい」

夜一はくるりと社に背を向けて歩いて行く。

「夜一。
ありがとの。
それと……浦原によろしく言っておいとくれ」

社はそう言うと消えた。

「……誰も社をそっとしておいてくれんのかの…」

夜一はそう呟くと伝言を伝えに自分の友人の元へ歩き始めた。



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あきゅろす。
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