REBORN!
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『どうも若き愁さん』
「その喋り方、声は大人ランボ!」
『そうです。
10年バズーカでようやくあなたに会えるというのに肝心のあなたはイタリアですからね。
ショックでしたよ』
「ごめんごめん」
『体調管理、お気をつけて。
では次の方に変わります』
「ああ。
大人ランボも健康には気をつけろよ!」
『もしもし?
あの急にラーメンの出前の途中なのに電話で話してくれって言われて訳がわからない状態なんですが……』
「君誰?
俺は空野愁だけど」
『愁さん!?
やだ!あたしったら!
あたし10年後のイーピンです』
「イーピン!?
マジで!?」
『はい!
あっそうだ!
今度会ったときに愁さんの華麗な技見せて下さいね!!
あたし大好きなんですよ』
「お安いご用さ♪」
『あっもう次の人と変わらなきゃいけないみたいなんで。
名残おしいですけど…』
「ん。またなイーピン」
『愁さん〜!
ハルです!
ハルは愁さんがイタリアに里帰りしてるなんて知りませんでした!
言ってくれたら良かったのに』
「ごめん何かハルに話したらハルが泣いちゃいそうだったからさー。
俺しんみりしたの嫌いだし、1ヶ月間だから大丈夫かなって思ってさ」
『1ヶ月はハルにとっては長いです!
帰って来たら絶対みんなでケーキ食べに行きましょう!!』
「うん。
楽しみしてる」
『では次の方に変わりますね』
「ああ」
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