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蒼穹綺譚
1
歪んだ僕の愛は
捻れた想いで
汚れなき貴女を
憎しみに染めた
けれど…
僕は他の愛を知らない
†人形使い†
こつん…
…こつん…
こつん…
革靴の音が廊下に響きわたる。
誰もいない“塔”は不気味なほどに静まりかえり、普段は気にも止めない様な靴音さえ耳につく。
外は曇天。
今にも雪が降りそうな雲行で、時間がわからないほど暗かった。
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