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蒼穹綺譚





歪んだ僕の愛は



捻れた想いで



汚れなき貴女を



憎しみに染めた



けれど…



僕は他の愛を知らない




†人形使い†



こつん…



…こつん…



こつん…



革靴の音が廊下に響きわたる。


誰もいない“塔”は不気味なほどに静まりかえり、普段は気にも止めない様な靴音さえ耳につく。


外は曇天。


今にも雪が降りそうな雲行で、時間がわからないほど暗かった。






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あきゅろす。
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