ギアスnovel
夏の買い物(ジノアニャ)
「ん? アーニャアーニャ!」
「何」
「見ろよこの水着! 絶対アーニャに似合うって、なぁ着てみて着てみて!」
「…………変態」
視界の片隅に入った色鮮やかな水着にこの前ジノとここに来た時の会話を1人思い出した。
あの時彼は店頭の正面に一際目立つように飾られたピンクの水着を見てそう言った。パステルカラーのピンクに白い水玉模様が入った可愛い水着。
他にはどんな種類があるのだろうと中を覗くと爽やかなフルーツの柄がプリントされているものや夏らしいハイビスカスの刺繍がされているものなど見出したらきりがなかった。
こういうのもいいけどやっぱり私も彼が進めてくれたピンクの水着にひかれて足は自然とそこに舞い戻る。
(これを着たら、ジノはどんな反応をしてくれるんだろう)
ほんのちょっと見る為に立ち寄っただけなのに彼の笑顔が脳裏に浮かんできて手が自然とその水着に触れていた。
(たまにはこんな買い物も悪くない――)
あとがき
夏は水着だ!とか思いながら描いたもの、すいませんアニャの水着が見たいです←
ジノにこれを着てと言われて素直に買っちゃうアニャとか可愛いと思います。
090820
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