ひぐらし*うみねこnovel
魔女と梅干紅茶(ラムベル)
「ベルン! 紅茶にしましょう!」
ラムダは冷たい視線を送ってくるベルンの腕を強引に引っ張り、この為だけに用意したに違いないイスに座らせた。
だって、机の上にはベルンの大好物である梅干紅茶が既に用意されているのだから。
「何で私があなたなんかと紅茶をしないといけないわけ?」
言いながらも紅茶に目が眩んだらしく口を潤しながらベルンは尋ねた。
ラムダは梅干の酸っぱさに思わず顔を少しひきつらせながらも答えた。
「いいじゃない。喋り相手が増えたと思いなさいよね!」
「まあいいわ」
ベルンはラムダの気持ちに気づいたのかどうか分からないが、くすりと笑みを漏らしクッキーと紅茶を交互に味わっていた。
後書き
い、一応ラムベルと言い張る…!←
ベルンの為に準備万端!だけど素直になれないラムダです。笑
その気持ちを知ってかしらないかベルン卿は紅茶を飲んでます。
090514
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