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ひぐらし*うみねこnovel
自分の存在(ベアマリ)

「うーうー! ベアトリーチェー♪」

妾は純粋無垢なこの子が大好きだった。微塵も疑わずに妾の存在を信じ、受け入れてくれる真里亞。

まだ幼く魔法もののアニメを見てそれに憧れているからかもしれない。
けど、妾にはそんな事などどうでもよかった。妾が蝶とともに現れる度に歓声をあげ、時には抱きついてくる真里亞に何度自分の存在を確認できたか。

「久しぶりだな、真里亞。元気にしてたか?」

「うー! 元気にしてた! 魔法の勉強してたー!」

言ってピンクの可愛らしいかばんから手帳を取り出すとパラパラとページをめくり自分で書いただろう空を飛んでいる魔女の絵や魔方陣など魔法に関係するものを妾に見せてくれた。

見るだけで微笑ましくなるそれに相槌をうち真里亞の話を聞く。

その時間だけ妾は“魔女”としていれる気がした。

「うー、ベアトリーチェ悲しそう……」

「そんな事はない。これは嬉しいからだ」

真里亞、一時たりとも妾を忘れるでないぞ。

そう言って頭を撫でれば満面の笑みが返ってきた。


ベアマリ大好き!
ベアトと真里亞は一緒に遊んでるといいよ!
魔法を教えてあげたりとか一緒にお絵かきしてたら萌える(´`*)

090418

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あきゅろす。
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