ひぐらし*うみねこnovel 明日への想い(縁+戦) 「お兄ちゃーん、明日の予定だけど……あれ?」 私は声をかけながらリビングに入るとお兄ちゃんはソファーに座っていたら眠くなったのか体勢を崩して寝息をたてていた。その姿に軽く息を吐きつきっぱなしだったテレビの電源をオフにする。 「もう、またテレビつけながら寝て……」 明日はお兄ちゃんと天草と一緒にショッピングに行くんだから早く起きてね、って言うつもりだったのにこれじゃ言えないじゃない。 それに毛布もかけずに寝ちゃってこれじゃ風邪ひいちゃうよ……。 私はキョロキョロと辺りを探したけど近くに毛布がなかったのでふと目に入った天草のジャケットをお兄ちゃんの体に羽織らせておいた。文句言われてもこれは寝てたお兄ちゃんのせいなんだからね。 早く明日にならないかな――。 あとがき 戦人が帰ってきて縁寿と天草と暮らしてたらなぁと思いながら書きました! 仲良くショッピングする3人が見たいです。 091005 [*前へ][次へ#] |