>>>06
「半田、乳首勃ってるよ、感じてんの?」
「ち、違っ!マックスがさわるからっ」
「え〜、さわった時から勃ってたけど?」
「うぅっ、わかってる…くせにぃ」
言わずもがなだけど、さっきのオナニー未遂の時からずっと乳首勃ちっぱなしで、案の定チンコもまだ半勃ち状態。
マックスは乳首の周りを指で何度もクルクル往復させながら、滑らせるように乳首のてっぺんを指の腹でかすめたり、つまんだりして俺は結構感じてしまってて、さすがにこれ以上されたらせっかく静まってきたチンコが完全復活してしまいそうだった。
しかもマックスにやられてるから、余計にヤバい…。
「まっ、マックスやり過ぎ、ヤメろぉーっ!」
なんとかマックスの手をふり解き、行為をやめさせる。
「もう、ただのスキンシップでしょ〜」
「はぁ、お前がやると、なんだかシャレにならない様な気になるんだよな」
「なんで?」
「っ…いや、…なんでもない」
「……ん?」
…言えない。
実はマックスを見てると、なんだかドキっとしてしまうなんて…な。
俺は普通に女の子が好きだし、女の子と付き合いたいし女の子とエッチなコトもしたいけど、なぜかマックスを見てもドキっとしてしまう。
この感情は、いつだったかも体験したことあるような気もするけど、……もう考えないようにしよう。
「そ、それより今度は俺が洗うからそこ交換しろっ」
「うん、お願いね」
シャワーで背中を流した後、マックスと席を交換する。
「………」
スポンジ片手に洗う準備したのはいいが、俺はマックスの背中に見とれてしまっていた。
スラッとした身体のラインと、きめ細かい肌、下ろした髪が肩甲骨辺りまで伸びてるから、このシルエットを見たら一瞬女子と見間違う人もいるかもしれない。
そんなマックスの後ろ姿にまたもドキッとしてしまう俺、そして少なからず俺のチンコも反応してしまう。
ヤバいな俺、どうにかなりそう…。
「半田〜、早く洗ってよ」
「あっ、わ…悪りぃ、今洗うから……ふぅ」
俺は頭を落ち着かせ、一回深呼吸をした後、マックスの背中を洗い始めた。
コシュコシュと背中を洗う音が響く。
「マックスどおだ、痛くない?」
「うん痛く…んぁっ…」
「いっ、いきなり変な声出すなよっ!」
「だって、ちょっとくすぐったかったんだよ」
「そ…そう」
あ〜、ヤバい…俺ヤバいかも。
これ以上マックスとこの場にいたらヤバいかも。
どうにかなりそうだ。
そんなこんなでマックスの背中を洗い終わり、シャワーで流すと、どうにかなりそうな頭を冷やすため、湯舟に浸かる。
…頭を冷やすために温まるって矛盾か?
ちょっとお湯が熱かったけど、我慢出来なくはなかったからそのまま浸かる。
「ふふ〜ん…」
マックスが鼻歌混じりで髪の毛を洗っている。
その様子を湯に浸かりながら見ている俺は、先程の行為を思い浮かべていた。
オナニー、見られてしまった。
しかも、こともあろうにマックスに…。
それだけじゃなく、乳首つままれたり、それに対して不覚にもちょっと感じてしまった。
そんなコトが頭の中をグルグル駆け回ってて…。
…あ、なんだか熱くて、意識が遠退いていく……。
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