何回め?
におぶん
「丸井、手出しんしゃい」
「あ?なんだよいきなり」
「いいから」
「ちょ?」
「ほれ、おまんの好きモンじゃ」
「おっ、新発売のガムじゃん!」
「どうじゃ。食いたいじゃろ?」
「もち!」
「一枚やるぜよ」
「やっりぃ!仁王サンキュッ」
「てっいだぁぁぁぁああ!!!!」
「まんまと引っ掛かったの」
指から弾き飛ばされたパッチンガムをキャッチすると、満足そうな笑みを称える。
「またそれかよ!」
「学習せんの、ブンちゃんは」
涙目で睨むブン太を見ながら鼻を鳴らす。
「俺が甘いモンに目がねぇこと知ってて漬け込むなんて、どういう神経してんだよい!」
「教訓ナリ。少しは人を疑わんと痛い目見るぜよ」
「ぐっ!!」
ジ「仁王先のやつまたブン太をからかってんのか」
蓮「アレが奴なりの愛情表現だ」
赤「素直に表に出せばいいのに。めんどくさいッスね」
柳「それが仁王君なんですよ」
幸「少し妬けちゃうな」
真「な、なんだと!?」
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仁王?ブン太?←幸村←真田なのかもしれない。
好きな子ほどちょっかいが出したくなる仁王くんでした。
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