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優しい君は残酷だ
*





−−−−−−






あれっ……?





諦めて目を瞑ってくるのを
待っていたら「うっ」 という声が
聞こえてから男の人の腕の力が弱まった。





弱まった事に気づいてとっさに離れた。
男の人をみれば苦しそうな
表情をして座ってい た。





そして、その後ろには男を見下ろしてた
スーツを着た男の人が立っていた。





誰…? もしかして
この人がやったのか?





「あっ、君大丈夫だった?」





「へ?あっはい、助かりました! 
ありがとうございます!!」





「そうか、なら良かった…」






ードキンー






この人なんて
綺麗な顔で笑うんだろう…  
びっくりした。





「でも、よく分かりましたね… 
俺が…その、おっおそ」





「襲われたって?」





「は、はい。」





「うーん前に俺もこの男に 
襲われそうになった事があるから 
君もかなと思って助けたんだ。」





「そうで、…っ!?危ないっ!!」





“そうですか”と言おうとしたら
男の人が後ろか らスーツを着た人を
殴ろうとしていたのを見て 
とっさに飛び込んでスーツを着た
人を庇う形になった。





「…いっ…!」





庇うことはできたが当たり
どころが悪かったのかだんだん
視界がぼやけてそのまま地面に
倒れ意識 をてばなしてしまった。








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