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優しい君は残酷だ





男の胸に抱きつく形になり
慌てて離れようとしけ ど、男が俺の
腰に手を回し俺が身動き
できないようにしている。



また手で追い払おうとしても
高校生と大人だ。


力の差がある。



だから抵抗をやめた。
そうすれば 男は勘違いしたのか
抱きしめる力 を強めた。



「あはは…なんだ君もその気だったのか、
気づか なくって悪かったね?」



「やめろ!気持ち悪い」



ただ抱きしめてるから
抵抗はしなかったが男の手が俺の尻を
揉みはじめた。だからさっきよりも
強く抵抗したがやはり男の手によ って
身動きがとれない為できない。



「嘘はいけないよ? 気持ち良いくせに…」



助けを呼びたいけど今はお昼くら いで
誰も公園に 通らないから叫んでも無意味だ。



「はぁ… もしこのまま
止めなければ後で通報しますよ? 」



平然を装い男に話しかける。



「はは そんな事
言えないように してあげるよ… 」



だんだん 近づいてくる男の顔。



…………
俺このまま やられちゃうのか?



なんか もういいや…



諦めてしまった俺は
抵抗せずに目を閉じた。












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あきゅろす。
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